先週末は東京でのリュクスクラスと記念すべきラフィリエの東京クラス開講の為に出張でした。
車移動での1泊3日というハードな出張ですが、空き時間なども多く、いい気分転換になってます。
今回特に楽しみにしていたのは、上野にある東京国立博物館で行われている
STORY OF... カルティエクリエイション めぐり逢う美の記憶
というカルティエコレクションの展覧会に呼んでいただき行ってきました。
オープン当初にアイロニーを見出して、ブティックに花を飾らせてくれるようにしてくださった方がこういう場で貴重なコレクションジュエリーを展示される方で、勉強の為にと呼んでくださいました。
今回は 吉岡徳仁さんの監修とのことでした。
吉岡さんは今世界中から注目を集めているデザイナーで、NHKの仕事の流儀などにも出演されている方です。
銀座のメゾンエルメスでの スカーフ カレ の展示でコンプレッサーを使いスカーフが風になびいているようにディスプレイされたのが印象的でした。
4年か5年前にも京都の醍醐寺で、同じように大規模なカルティエコレクションの展覧会が行われたのですが(このときはエットレ・ソットサスさんが監修)、
その時呼んでいただいた時と今回では僕自身の視点が変っていました。
そのときは、ジュエリーそのものの輝きや、その価値に見合う高度なデザインを少しでも感じ取って我々が作る花のデザインに活かしたいと考えていたのですが、
今回は、ジュエリーを魅せるための吉岡さんの展示の手法にただただ感動しました。
この4年間、花の仕事をしてきた中で、花は自分のデザインを主張するためのものだけではなく、人の気持ちを表したり、何かを表現するための脇役であるということを強く意識するようになったからだと思います。
そういう意味で 吉岡さんのアイデアやデザインにひたすら感動させられ、多くを学ばせていただきました。
そして、一番素晴らしいのは、そうやって吉岡さんの手法に感動しながらも
会場を後にして印象に残っていたのが、それぞれのジュエリーが持つストーリーだったことです。それこそが今回のテーマであるのですが、それをきちんと見る人に残せていることがすごい。
よくよく考えると4年前のソットサス氏の展示方法も、逆にストーリーなどを一切説明せずデザインというテーマを伝えるのに素晴らしい方法だったのだと今になってようやく気づきました。
我々がプロとして職人として目指すべき花は、あああるべきだと痛感した日でした。
プロフェッショナルコース ラフィリエの次回のテーマは
商品を引き立てるコンポジション
今回の経験も生かし、より多くのことを伝えたいと思います。
受講生の皆様どうぞお楽しみに。
写真はすごく綺麗に撮れた、今月のリュクスクラス。
芦屋クラスの後半にまだ空きがございますのでぜひいらしてください。
