blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

« ラフィリエ・ハイブランドのパーティデコ | HOME | 毎月25日は。。 »

2010年9月24日

深いところに届く




昨夜、見させてもらったアレックス・カンビ氏のデモは素晴らしかった。

alice in wonderland の世界を表現したかった
というアレックスの花を存分に楽しませてもらった。

こともあろうにカメラを忘れてしまった僕は、一緒に行ったverdirさんのカメラを
借りて撮らせてもらった。

データは近々お借りすることになっているので、入手次第最近更新が滞っている
ラフィリエ通信(ディプロマコース受講生・卒業生の為のブログ)にたっぷりアップしたい。


デザインのこと、技術のこと、仕事の事、誰かの花をみるということは
自分の立ち位置や、これからすべきことについても鏡のように映してくれる。


デモの後、大阪の現場でトラブルがあり、スタッフに呼び出されすぐに退出したのだが
その後アレックスが話したいと言ってくれているとのことでまた会場に戻った。

主催者のボ・クールさんたちとアレックスと色々な話をした。
アレックスはイタリア語、英語、フランス語、日本語が話せるのだ。

最近あったカタールの王族の結婚式の話や、イタリアでの仕事の事
実は僕と同い年ということが判明すると干支の話で盛り上がった。


そしてその後色々なことを考えていた。


ここ二日、1歳の息子大樹(たいじゅ)が卒乳(初めて知った言葉だが)の為、夜泣きじゃくるので
そのたびにドライブに連れってやる。
車に乗るとすぐ寝るのでじっくり寝かしつけるまで考え事をしながらのドライブだ。


ヨーロッパの城で王族のウェディング?もちろんやりたい。

広く一般により多くの人が欲しがる商品をつくってたくさん売りたい?そうでもない。


いろいろ考えてみていつも行き着くのは
自分が感動するような花を束ねれたとき、ときどきそれがすごくストライクだという人に出会う。
その人を見ると、花が深いところに届いたことがわかる。

そういう仕事を、出来るだけ多くしていきたい。


結局自己満足なようだけど、それが一番健全だ。

そしてそれでビジネスを成功させて、集まってくれたスタッフのみんなを幸せにする。


結局今まで通りなんだけど、再認識させてくれたアレックスに感謝。
そして、メインの森のようなデコはパクらせてもらうぜ。



次の花のイベントは、12月始めの斎藤由美さんとアイロニーのイベントかな。



 
 


今回のデモにはランキング6位の方と一緒に行き、5位の方とも合流。2位の方は参加できず残念がっていたことでしょう。。
blogmurabanner.gif
いつもクリックのご協力ありがとうございます。

















  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

>>詳しいプロフィールはこちら

FLOWBULOUS01

flowbulous01

ISSUE 1 Faraway so close

FLOWBULOUS02

flowbulous02

ISSUE 2 Conversation

FLOWBULOUS03

flowbulous03

ISSUE 3 Enchanted

photo & story Avec les fleurs

photo & story Avec les fleurs

I'llony TV

I'llony TV

SALON DU I'LLONY

SALON DU I'LLONY

2023年1月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

Monthly Archives

PAGE TOP