パリ花屋出店について　５

パリ入りして早１０日が経とうとしています。

Facebookでは随時状況をお知らせしているので、ついついブログが滞っていますが

今までの状況をお話しておきましょう。

２９日夜にパリに到着。

３０日に１６区の高級住宅地であるイエナの物件を内覧。

大家さん、大家さんの弁護士、不動産屋さんの担当者、不動産屋さんの社長が立ち会うとのことで

こちらも、出店や会社設立の手続き等をサポートしてくれる公認会計士事務所の方に来てもらったり、通訳や花屋の目線からの立地の意見などを気かせてもらおうと斎藤由美さんにもきてもらい挑みました。

グーグルマップでなんとなく周辺の感じはみていましたが、通行してる人や人の量、上品な雰囲気がとてもよく、一発で気に入りました。

有名な市立の学校もあるらしく、送り迎えのママ達が多かったり、バイリンガルの学校もあり、駐在員の奥様方もよく通る道だと、他のいろんな人たちもいいところだねと言ってくれていました。

ただ、大家の弁護士は、外国企業ということがひっかるらしく、信頼を得る為にいろいろな書類を用意しました。法的な書類の翻訳は数十万かかるものもあり、経費がどんどんかさんでいきます。

その夜は、由美さんのセッティングで日本から花修行に来ているかわいこちゃんたちとローズバッドがアボンヌモン（定期装花）をしてるヴァンソンお薦めの店で集まることになりました。普段はあまりみんなで食事しにいったりということはないヴァンソンも来てくれて楽しい宴をなりました。

ヴァンソンもイエナの物件があるその通りはとてもいいと言っていました。

翌朝、土曜日はイエナで有名なマルシェがある日だということで５区で借りているアパルトマンから６３番のバスにのってマルシェをみてみることに。

野菜のスタンドで有名なところがあるらしく、そこの野菜を求めて星付きレストランの有名なシェフも仕入れに押しを運ぶそうです。

花のスタンドもあり、いいシャクヤクがあったので、そこで「パリであなたの花束を」の記念すべき１作目の花を仕入れ

すぐ近くのガリエラ宮の公園のベンチを作業場にして青空の下でブーケを作成し、そのままガリエラ宮で撮影をしました。

その撮影したブーケをもって、イエナの候補物件の隣にあるパン屋さんのカフェのテラス席でブーケとフラビュラスをテーブルに置いて道いく人の反応をみてみました。

お上品なマダムたちが、きれいねと声かけてくれる人も多く、花への関心も高いようです。

帰りにもう一度マルシェを通ったらお気に入りのシャクヤク、エッジドサーモンを見つけたので、もうひとつ分仕入れをしてアパートに帰りました。

イエナの物件。決まればいいなぁと切実に願いながら移動や時差ぼけの疲れが出たのかその日は早くに寝てしまいました。

つづく。

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