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パリに戻ってきて瞬く間に３日が過ぎました。
今月も学びの多い一月になりそうです。
まずは、日本からの社員のパリ研修。
今月は芦屋本店店長のフクダがきています。
日本の店が無茶苦茶になるからと
パリ進出は反対していたフクダを制して強引に出店はしたものの、
まさに初めの１、２年は日本の店は大変でした。
とくにきつかっただろう店長フクダも、
ようやくパリ店を実際に見て、
パリでのアイロニーの仕事が
日本にいい影響を与えることを体感してもらえています。
彼女から日本のスタッフやお客さんに
伝えられるであろう情報量は
他のスタッフのそれとは比べものにならないだろう。
先月きていた青山店の新人ツンツンは、
パリでの経験もさることながら、
どちらかというとおれと一緒に初めて長い時間を働いて、
俺が仕事に求めていることを体感してもらったことの方が
会社にとっては重要な経験になったと感じた。
しかし、さすがにアイロニー歴も長く、
花屋歴も俺よりも長いくらいの本店店長がくると、
パリの花と花仕事の違いから学ぶと同時に、
逆にパリにアイロニーの仕事を提供できていると、
まだわずか３日だが、感じている。
多くのスタッフをこのレベルに育てることができてくれば、
もっといい花を磨いていけるし、
もっとアイロニーの花をたくさんの人に届けることができるようになる。
７月は、日本もパリもそれほど忙しくもないので、
頑張ってくれたご褒美も兼ねて、
フクダの研修を７月にしたのだけれど、
いい状態であるところには仕事も舞い込むようで、
今月は、とあるドラマのビジュアルの花と撮影や、
某百貨店の来年のカレンダーの花と撮影を任されたりと、
例年になく忙しい７月になりそう。
とおもっていたところに、
先月舞踏会装花で訪れた、南仏サントロペのパーティ会場から、
なんと３件のパーティ装花の依頼が舞い込み決定しました。
面白くなりそうです。
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florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi
谷口 敦史
1975年3月31日生まれ
芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。
独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。
企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。
自身の撮影による写真集FLOWBULOUS（フラビュラス）は現在ISSUE３まで発刊し累計４５０００部突破。
多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中
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