makimaki diaryFONT> アイロニースタッフmakimakiの珍道中

2月になりましたー。

店の2階で節分巻寿司食べながら本日もがんばっておりまーす。

福はうちー♪福はうちーー♪♪

1月末にアイロ二会議をしました。
2月のアイロニー全体の目標や、それぞれの役割について話合いました。

そして、私自身も1月の目標の達成具合を自己評価してみました。
毎月必ず仕事とプライベートの目標を具体的に決めるようにしています。

そしてそれを積み重ね、１年後の目標に近づき、
5年後、10年後の夢につなげていきたいと思っています。

妄想を現実に☆


1月の仕事の目標の一つは店のディスプレイでした。

最初はヲーナーから何度もやり直しを命じられましたが、
最近はまずまずオッケーもらえるようになってきました。

後は時間の短縮です。

時間がかかりすぎて開店前に完成してないことも・・・。


スムーズにできれば、ディスプレイの時間はとっても好きな時間です。

お店で一人アイロ二花と向き合う時間。


枝物にハサミを入れた時に香る森林の香り・・・
↑時々アロマのようないいにほいがする枝があるんです。

新しく入ってきた色とりどりのアイロ二花・・・

とってもいい香りがする春アイロ二花・・・


そんなお店にいるアイロ二花全員のお水を替えてあげるんです。


水道の水はすごく冷たいけど、シャキっと気が入ります。
昔の日本女性はこんな気持ちで朝ご飯の支度をしてたのかなぁーなんて思います。


雪が降る川で洗濯している“おしん”みたい・・・。
なーんて”おしん”ぶってます。


今日は比較的ディスプレイが短時間でできたので、イケコミ部隊が帰ってくる前にアイロ二花の値付けをしました。

ここでアイロ二花の名前をチェックします。
これも結構楽しい♪

“あの子あんな出で立ちのくせにこんなかわいい名前なんやー（笑）”

なーんて一人でうすら笑い浮かべているかなりキモイ花屋の店員です。


今日は『春風』っていう名前の黄色いパフィ男が入荷してきました。

※パフィ男をご存じない方は花図鑑をごらん下され。
↓↓
I'llony花図鑑　パフィオペディラム


今日入荷してきたパフィ男は花図鑑のパフィ男よりも太っててやさしい顔してます。

でもやっぱ顎はアイーンってなってて・・・
のくせに『春風』とか名付けられて・・・


おもろい。。。


妄想癖のある私はそんな事を一人で考えてる時間が好きだったりします。


今月はまた新たな目標が増えました。
妄想なんかしている場合ではありませんっ！！

仕事のスピードをアップさせて、効率をあげなければっっ！！

とはいえまだまだ仕事が遅く、焦ると更にミスしてドツボにはまり、
効率の良さが命のヲーナーやヨコヤマさんを苛立たせているようです。

ヨコヤマさんが休みのときはほんとにひどいありさまで・・・。

こないだの木曜日は私のあまりのどんくささに鬼口ヲーナーぶち切れ3秒前でした。


鬼はそとーっ！鬼はそとーーーっ！！


普段どれだけヨコヤマさんに助けられてるかを実感します。

“あれやってー。ほいでから、次はこれやってー。”

と、私がちんたら考えている間に全部ヨコヤマさんがやってて、

“はやーーーっ！！！”

と度肝を抜かれる事がしばしばあります・・・。


ヨコヤマさんがお休みの日は妊娠して見習いをしばらくお休みしていた見習いスタッフのつぎちゃんが手伝いに来てくれています。
お店の2階で妊婦さんの負担にならないような仕事をせっせと手伝ってくれています。

つぎちゃんにはほんとに大助かりです。
つぎちゃんがいなかったら私、木曜日はお店に泊まりこまなあかんかったかもしれん・・・。


初めての転職から一ヶ月。。。
転職した人ってみんなこんなん？

私だけがひどいのか！？



それでも周りの人に助けられ、新人スタッフmakimakiは今日も行く・・・


makimaki珍道中　　つづく

2月10日はお給料日でした。
好きな仕事で稼いだ記念すべき初めてのお給料です。
ＯＬしてた頃よりお給料は減っちゃったけど、私にとって意味のあるお金。
ゆくゆくは花の仕事でＯＬ時代の倍ぐらい稼ぐ事が目標です。

しかし、相変わらず朝のディスプレイからテンパっており、
慌ててディスプレイして花器を割ってしまったり、床を水浸しにしたり・・・。
私が割った花器代はお給料から引かれるのでどんどんお給料が少なくなってます。
ちーん。。。
なんてったって、今週1週間で私が割った花器の数４つ！！
そのうち給料マイナスなるんちゃうかっちゅー話です。
ちーん。ちーーん。


こないだの日曜日は久々のブライダルでした。

お客様はお店のお近くの方で、最初はふらっと自転車で来店されました。
タニグチさんが外出中だったので、私がお伺いしたんです。

式でお召しになるドレスはクラシックなデザインでした。
ギリシャ神話の女神のようなドレス。

そのお衣裳に合ったクラシカルなブーケをご希望でした。
バラは大ぶりで丸みを帯びたバラを、そして、「花言葉にちなんで昔からウェディングブーケには胡蝶蘭を使いたかったんです。」とおっしゃいました。

早速タニグチさんに胡蝶蘭を使う事ができるかどうか確認すると、オッケーとの事☆
安心しました。
だってせっかく胡蝶蘭をご希望されてるのに、無理ですなんて言いたくないもん。


そして仕入れの日。
どんなバラが入ってくるのかしら？
胡蝶蘭はあったかしら？？
ワクワク待ってました。

バラはブルゴーニュというまるこいカップ咲きの綺麗なバラが入ってきました。
うぉーーー！ばっちりやーんっ！！
お客様もきっとこんなバラを想像されてたはずよー。

そーいや、タニグチーフに「お客様は大ぶりの丸いバラをご希望です。」と報告したら、

「じゃあアレやなぁ（ニヤリ）」

ニヤリとしてた。してた。
さすがチーフっ☆


あれ？でも胡蝶蘭が無いよ。
どーして？どーして？？

「白の胡蝶蘭なかってん。」

え”ーーーっ！！どーするんっすか！？
どーするんすかぁーーー（泣）。。。

胡蝶蘭は絶対無きゃ嫌よ。
何ならその辺で開店したお店に胡蝶蘭何輪か頂いてこようか？←コラコラ。

あーどーなるんやろか。。。

と心配していたら、夜になって市場からピロリロリンとＦＡＸが。
伝票にはコチョウラン（白）の文字が。

「イエスっ！イエーっス！！」とＦＡＸ前でガッツポーズ！

「胡蝶蘭あったんですね！？」とタニグチさんに聞いたら、

「あったりまえよー。明日市場取りに行ってくるわー。」

さすがチーフっ！！パチパチパチパチ☆☆☆


という訳で無事ブーケに胡蝶蘭が入りました。
ほんとによかった☆


私はまだイッチョ前にブーケは作れないので、ブライダルではブートニアやヘッドドレスを担当。
まずはその二つを完璧に作れるようになりたい。

「ブートニア何入れましょう？」
「どんな感じにしましょう？？」

自信が無いので、いちいちタニグチさん確認していると、

「自分で考えろ。」

と冷たく言い放たれ、“そーよ。いつまでもタニグチさんに頼ってたらイッチョ前にはなれないわっ！”と思い、
“よっしゃ。かっこいいブートニア作ったる！！（メラメラ）”と闘志が沸いてきた。

ブーケに使った花材をブートニアにもいろいろ使いたくなるんだけど、
男の人がつけるブートニアは花材を少量にしてシンプルにする方がつけた時にかっこいい事に最近気づきました。
しかも、花材をいっぱい使ってブートニアが重たくなると付けにくい。
それもこないだ友達の旦那さんに実際ブートニアを付けてみて気づいたんだー。

だから今回のブートニアはいたってシンプルに。
胡蝶蘭をメインに、ブーケに使われたジャスミンの葉っぱでラインを出す。
グリーンの代わりにフェチダスを少し。

タニグチさんにもオッケーをもらった。イエースっ！

makimaki作ブートニア。


そしてタニグチーフ作のクラシカルブーケ。
イエローグリーンの青もじとシンビジューム、ジャスミンの葉を使って更にクラシカルになりました。








そしてお式当日。
お店の近くの教会に配達です。
ヨコヤマさんに「ヲ前が配達行った方がええんちゃう？」と言われ、
最初の来店から私がお伺いし、メールのやりとりなども花嫁さんと何度かしていたので、配達も私が行かせてもらおうと思いました。

控え室にブーケを持って入ると、花嫁さんが第一声、

「わぁーーー☆私が思ってたとおりのブーケです！！」と。

あぁ。。。なんともうれしいお言葉☆


今回はブーケ以外に教会に飾るアレンジメントもご注文頂いていたので、
花嫁さんと一緒に教会にアレンジメントを飾りに行きました。

花台をあーでもない、こーでもない、と二人で動かしてアレンジメントを設置。
花嫁さんが永遠の愛を誓う神聖な空間が出来上がりました。

控え室に戻ると、旦那様がブートニアをつけて出てこられました。
ブートニアもばっちり☆かっこよかったです。


お客様にも満足して頂いたし、帰りの車はテンション上がりました↑↑

あーやっぱブライダルのお仕事っていーなー♪


しかーし、相変わらず方向うんちな私。
「道わかるか？」とヨコヤマさんに言われ、
「カーナビあるから余裕☆」と自信満々で出て行ったが、
カーナビの奴の調子が悪く迷ってもーた。
だって道無いとこで「右です。」とか言うねんもん。
車を止めたところは、どー考えても車が入ってはいけない歩行者専用道路で、
犬の散歩中のおっさんに白い目で見られた。。。
花嫁さんが「道すぐわかりました？」と心配して下さり、
「すぐわかりました！」と嘘ばっかりついた。
迷う事を想定して早めに出てよかったぜ。


そして、方向うんちmakimakiの珍道中はつづくのだ。

今日はバレンタインデーですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか？

こないだ阪急百貨店に行ったらバレンタインフェアでお祭り騒ぎでした。
私は別にチョコ好きではないので、バレンタインフェアにもチョコにもそんなに興味は無かったのですが、
ちらっと覗いたら、なんか女の子達のすんごいチョコパワーに流されてしまい、ついついお祭り騒ぎに賛同してました。
気づいたら行列に並んでて、何やら有名らしいショコラティエのおっさんにサインまでもらってた。
デパートの思うツボやん。。。
祭り好きやしな。。。


今日は久々に予定のないお休みでしたー。
髪切りに行こーか♪エステに行こーか♪♪ジムに行こーか♪♪
いろいろ考えていたのですが、イマイチお天気がよくなかったので結局ひきこもってしまいました。

なんで、久々にケーキ焼いてみましたー☆
芦屋に越してきてから一度も作ってなかったの。
ケーキ用具も揃ってないから、いろんなもん駆使して作ったさ。

阪神芦屋駅のすぐ近くに『ＢＡＫＥ　ＢＡＳＥ』という製菓道具専門店があるので、これから徐々に製菓道具などもそろえていきたいと思います。

お花とケーキには相通じるものがあるのでしょうか？
アイロニーフラワースクールの生徒さんにもお菓子作りのプロがいらっしゃいます。
めちゃんこ美味しいケーキを差し入れて下さるんですよー♪

私も今年はチョコケーキとアイロ二花をコラボしてみましたー☆

赤いバラはファーストエディションというバラです。
つぼみの時は花びらが隠れてるんですが、だんだんフリフリフリフリいっぱい出てきて、最後にはフラメンコの衣裳のよーになりまーす。
しかも花びらはハート型っ♪
バレンタインに相応しい情熱的なバラですねー。
リーフチョコは本物のバラの葉っぱにチョコを塗って作りましたの。

B型お得意の自己満足の世界でした。
ご清聴ありがとうございます。


最近ではは男性から女性にバレンタインチョコを送る風習があるそうな。
それならバレンタインにはチョコとアイロ二花を贈ろうぜー。

昨日のブログで明日はバレンタインとアピってたヲーナーは果たしてチョコをもらえたのでしょうか・・・。
明日おコボレもらえるかなーーー。

先日アイロニーの取引先である某高級ブティックの取締役のパーティーにおよばれしました。

タニグチーフとヨコヤマネージャー、アイロにゃーあこちんとワタクシの4人ではりきって行って参りました。

パーティ会場は取締役のご自宅。

それはもう・・・とっても素晴らしくゴージャスなご自宅でした。（ため息）

ブティックでお見かけする取締役もとってもオサレでダンディなので、ご自宅もさぞかし素晴らしかろうと思っておりましたが・・・。

お家の設計から置いている家具や食器など、全てが計算尽くされたような、素晴らしくセンスのいいご自宅でした。

そして、ラフなデニムにサロン姿の取締役はご自慢のお料理とワインを次々に振舞って下さいました。

あぁーー運転手の名乗りをあげてしまった事だけが悔やまれる・・・・。

取締役自らがしめた鯖の美味しかったコト。。。
炭焼きのカニが出てきた時はアイロにゃーズ全員無言でむしゃぶりついておりました。
お庭で採れたハーブで焼いた豚肉の香草焼き。
付け合せのお野菜もめちゃくちゃ美味しい！

お食事が終わった後、テンション上がったあこちんと私は奥様専用のお茶室を拝見させて頂く。

またこの奥様がたまらなく素敵な方でした。
品が良くてチャーミング。
あこちんも私も一目で惚れてしまいました。

いいなー。あんなマダムになりたいー。
無理か！？

食後には奥様が点てて下さったお抹茶と美味しい和菓子を頂きました。

すぃあわせ?☆

私お抹茶大好き。
大和なでしこたるもの、お茶の頂き方ぐらい知っときたいと思ってOL時代に会社の茶道部に入っていたが、
仕事が終わってちょうどお腹が減ってる時間にお手前をするので、
美味しそうな和菓子が出てくるとグーグーお腹が鳴ってしまい、家元にいつも笑われていたのよねー。
お行儀もへったくれもありゃしない・・・。

美味しいものをたらふく頂いて、男性陣はお庭で葉巻タイム。
あこちんと私は暖炉の前で奥様のお話を聞く。

いいモノを扱う時はそれを大切に大切に扱う。
そうするとそれを見ている方もそれを大切に扱って下さる。

そんなお話をされていました。

あぁー私、お客様が来てテンパってる時、置いてあるアイロ二花に当たってしまったりしてよくタニグチさんに怒られる。

「スタッフがお店の商品を粗末に扱ってるってお客様に思われるぞ！」って怒られる。

お店に置いてあるものはもっと丁寧に丁寧に扱おうと思った。
いやいや。一応今までも思っててんよ。ちゃんと。。。
でもお店の花器４つも割ったしな・・・。


いいモノをたくさん見ていいモノに触れている方はいいモノが似合う。

取締役ご夫妻はまさにそんな方々でした。

アイロニーもそんな方々に選ばれる花屋でありたい。


あーしかし、あんな素敵な方々を見てると、歳を重ねるのが楽しみになるわー♪

あんな風に優雅に歳を重ねられるように、３０代は一心に仕事をしよう☆と思ったのでした。