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2007年4月 アーカイブ

2007年4月13日

新たなる美の発見の巻

こんな時間に取引先のお兄さんにもらったビーフジャーキーシガシガしながらブログ書いてるmakimakiです。
このブログの更新状況を見ていただいたらわかるように、おかげさまで毎日忙しくしております。

だって、最近のアイロニーったらMMKなんですもん。
※MMK=モテてモテて困っちゃうぅ。

忙しすぎてテンション上がっちゃいます。
酒呑まなくても仕事でテンション上がれるんですねー♪

とか言いつつ、
先日呑みすぎてウコンの力にお世話になったmakimakiです・・・


転職して4ヶ月程経ちました。
最近やっとこさ仕事のペースが掴めてきたように思います。

“今日の私の接客冴えてるわー☆”なーんて思える日もありーの。
“横山さんが観葉植物の植替えしてる間に、今日の出荷の準備全部やったんねん!”と意気込んで、ばっちりこなせた日もありーの。

それでもヲーナーには「仕事が遅い。」とダメ出しされ、次なる課題もどんどん出てきます。
自分で自分を盛り上げ、亀足ではございますが私なりに一生懸命がんばっていこうと思っております。


先日前の会社の先輩方と呑みに行った時
「makimakiちゃんなんか綺麗になったねー。」
「きっと好きな仕事してるからやろねー。」
と言われました。

でもね、好きな仕事に転職した頃は友達に会う度に
「痩せたね。大丈夫?」
「疲れてるよ。大丈夫??」
と心配されてました。

その頃はほんとにいっぱいいっぱいでしたから。
余裕のかけらも無かった。

最近になってやっと仕事もプライベートも少しだけ余裕が出てきたんです。
私の綺麗はきっとそのちょっとした余裕から生まれたんでしょう。


そして、お花屋さんになって新たなる美を発見しました。

よくご自宅用の切り花を買いに来られるお客様がいらっしゃいます。
お家のどこに飾るのか、どの器に飾るのか、想像しながら吟味してお花を選ばれます。
そして、そのお花の包みを大切そうに持って颯爽とお店を出ていかれる後姿・・・

キラーンと出ちゃってましたのよ・・・

美オーラ☆が・・・

ええ。。。
それはそれはまぶしかったです。


私はお花を飾る時って、お家が綺麗じゃないとなんか嫌なんです。
逆に綺麗にお掃除したからお花でも飾ろうかってなりません?

だから男目線のmakimakiはそのお客様を見ていろいろ想像を膨らませます。
定期的にお花を買いに来られるって事はきっとお家もいつも綺麗にしてはんねんやろーなぁー・・・

そんな背景が美しさの源であると思いますが、
やはり一番の要因はお花を飾ろうと思う心の余裕でしょう。

心の余裕は美を作るのだ!!

「これにこれを合わせたらきっと素敵ね♪」
なーんて言いながら、切り花を手にとってらっしゃるお客様の顔はキラキラ輝いています。


お家にお花を飾りましょ♪
うん万円の化粧水より一輪のお花が貴女をキラキラにしてくれます☆

2007年4月16日

ブライダル通信3の巻

「makimakiちゃん!姪っ子に先こされたー!!」
富田林先輩から連絡がありました。

こないだの日曜日は富田林先輩の姪っ子はるなちゃん二十歳(はたち)の結婚式でした。

遠距離恋愛してるって話は聞いてたので、もしかして結婚するとか言い出したりしてねーなんて先輩と冗談言ってたけど、ほんまにそーなるとはっ!?

私が最初にはるなちゃんの話を聞いたのはかれこれ10年ほど前、まだ10歳やそこらだったのにー。

しかも、お腹には赤ちゃんがいるらしい。
三十路過ぎても母になる自信が無いなどと言ってる子がたくさんいるというのに、二十歳で母になっちゃうなんてね。。。

私の二十歳時代・・・・
ああ。もうガンガンに遊んでましたとも。
「いくつ?」って聞かれて、「はたち。」って答えただけでチヤホヤされる時代ですもんっ

ええ。そっからまだ10年近く遊んでましたとも。
「いくつ?」って聞かれて、「さんぢゅう。」って答えただけでドン引きされてもモーマンタイですもんっ


こんなおばさんがいたらいいよなーって思うぐらいに、姪っ子達をかわいがっていた富田林先輩は、
「結婚式にお金かけられないって言うねんけど、私がお花はプレゼントするから、お花だけは生花にしーって言ってん。」
と、ブーケ以外に教会に飾るアレンジメントもオーダーしてくれました。

来店してもらう時間がなかったので、メールでのやりとり。
富田林先輩  “白に少しピンクのお花を入れてほしいらしい。ピンクの花の周りに白い小花を入れてほしいらしいねんけど、雑草みたいな花言うてんねん。雑草はちょっとなぁ・・・。”

雑草って・・・(笑)

makimaki   “よかったらHPのブライダルページ見て下さいねー♪”

富田林先輩 “フランネルフラワーを入れてほしいらしい。”

雑草って言ってたのに、またフランネルフラワーって。結構花に詳しいやないの。。。
と思っていたら、はるなちゃんmakimaki花図鑑を見てくれたらしい。

フランネルフラワーあんまりお店にも入ってこないし、手に入るのかしらん???
早速オーナーに相談すると、「こないだ市場で綺麗なん見たでー。あったら仕入れてくるわー。」との事。

ヲっしゃ♪

仕入れ前日の夜中に富田林先輩と電話でお話し、後は全部お任せ頂ける事になりました。

教会に飾るアレンジメントにはピンクのカラーを入れてほしいとの事でしたので、アレンジメントに合わせてピンクのカラーをブーケに入れる事になりました。

バラは入れないでほしいとの事でしたので、カラー以外に白い小花をいろいろミックスします。

綺麗なフランネルフラワー入りましたー♪
ハート型のディセントラでしょー。
そいでから、エピデンドラムという蘭でしょー。
めずらしくて高価なクレマチス、ホワイトジュエル☆
富田林先輩のお母さんが大好きなすずらん♪
かわいこアイロ二花が盛りだくさんのブーケになりました。



そして、お式の前日先輩にメール。
makimaki   “明日私が配達行きますんで宜しくー♪”
富田林先輩  “いやん。心配やわ大丈夫??”
makimaki  “任せといて下さい!”
富田林先輩  “それが心配やねん・・・”

当日の朝、まずお届け先の教会の地図をプリントアウトしようとしてプリンターと格闘。
そんなん前日にちゃんと用意しときゃーいいのに。。。
プリンターの調子が悪く、諦めてヘッドドレスとブートニアの製作に入る。
9時に店を出る予定だったのに、15分ほどオーバーしてしまった。
結局地図もプリントアウトできず、カーナビに頼って配達に行く事に・・・。

高速飛ばしてやっと目的地に到着。
富田林先輩に電話した。

makimaki  「今ビルの下にいるんですけどー。」
富田林先輩 「makimakiちゃんどこぉ???」

・・・。

カーナビに天満と間違えて天満橋って入れとったーーーーー!!!

気を取り直して、カーナビに再度住所を入れて出発。
幸いにもすぐ近くだった。

富田林先輩 「もー相変わらずやなー。笑けるわーーー。」
す、すいませんでしたぁ。。。

無事ブーケのお届けも終わり、会社でよく噂に聞いていた富田林家の皆さんにも会えてご機嫌で岐路についたmakimakiでした。

一大仕事を終えたからでしょうか・・・。
その後店に帰ってからの動きが悪く、オーナーにキレられ通しのmakimakiでした。


最近ブライダルのお客様からお礼のメールを頂きました。
文面の最後に、“担当してくださった女性のスタッフの方本当にありがとうございました。”とありました。
それってアタシの事ですかーーーー!!??とテンションがあがった次第です。

ブライダル部のカタヲカさん。
これからも、お客様の心に残るようなお花とサービスを提供し続けて行きたいと思っとります☆

2007年4月22日

アイロ二花劇場(パフィ男編)の巻



オレパフィ男。
アイロ二ーを代表するアイロ二花。
オレこう見えても蘭やねん。
蘭って高級花やん?
だから、ウェディングブーケや、LUXE CLASSの花材なんかに大活躍やねん。
makimaki花図鑑にも当然の事ながら載ってるで。

時々食虫植物に間違えられて気持ち悪いとか言われたりするけど、
失礼極まりないっ!オレは虫なんて食わへんぞー!

虫君はオレの恋のキューピット。
虫君が遊びに来たらパクッとやんねん。
そしたら虫君、オレの顎の中でもがいてる間に花粉をいっぱい体につけてなー
かわい子ちゃんのところに持って行ってくれんねんでー。



オレは昔大恋愛をした。
その子が忘れられなくて、恋なんてもうしないって心に誓ったのさ。

アイロニーに来てからは、アレンジにかっこ良く入ってお客様に喜ばれるためだけにがんばってきた。
自分に課せられた役割に没頭してきたさ!

ところが最近、オレを惑わす女の子が入荷されてきた。。。



パフィ美ちゃん。。。
ああ。。。パフィ美ちゃんのあの顎のしゃくれ具合ったら・・・。



※パフィオペディラム界では顎がしゃくれ具合が美しさの決め手である。
耳長族や首長族と同じと考えて頂いたらよい。

パフィ美ちゃんの顎・・・。
たまらん気持ちいい・・・。

とうとうオレは恋に落ちた。
パフィ男のふぉーりんらぶ。

どーやらパフィ美ちゃんもオレに一目惚れらしく・・・



“パフィ美ちゃん・・・”
“パフィ男さん・・・”

オレ達はいつだって見つめ合っている。

見つめ愛。。。


オレはパフィ美ちゃんにプロポーズした。

パフィ男 「パフィ美ちゃん!オレとこれからの花生を共に生きてくれ!!」
パフィ美 「パフィ男さん・・・。もちろんよっ!!」

パフィ男 「オレはパフィ美ちゃんに一つ報告しとかなきゃいけないんだ。実はオレには・・・オレには・・・。パフィ太という赤ん坊がいるんだ・・・。パフィ美ちゃんには苦労かけるかもしれない。それでも・・・それでも・・・オレについてきてくれるかい?」



パフィ美 「もちろんよ。あなたがパフィ太をおんぶして頑張ってる姿に私は惚れたのよ。二人でパフィ太を立派に咲かせましょう!!」

パフィ男 「パフィ美ちゃん・・・。君ってヤツは・・・。君ってヤツはぁーーーーっ(号泣)!!」


そんな訳でオレ達はめでたく結婚する事になった。
今はアイロニーで幸せいっぱいの新婚生活を送っている。


よかったら皆さんもオレ達家族に会いに来てねー。
何ならオレ達家族ごと連れて帰ってくれてもいいねんでー。

ご来店お待ちしております。

パフィ男

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