blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2009年2月 Archive

2009年2月 1日

挑戦元年

2月1日今日は記念すべき日です。




アイロニーは今日から新体制で大きな目標に向かってスタートします。

趣味仕事なので、普段からこの仕事は大好きでおもしろかったのですが

今までにないくらい、毎朝楽しくて目が覚めます。


僕が何より興奮するのは、挑戦 です。

そして、その挑戦にともに挑む頼れるチームメイトがいる。


絶対負けるわけないと思ってる強豪チームをこれからやっつけるときの気分。

余裕の笑みを綺麗さっぱり消し去るあの興奮。


花の仕事でこんな感覚が味わえるとは。




さてさて、何の話かと申しますと。

本日より、永きに渡ってライバルであり友人であった元6コンテンツのケンタナカが、チームアイロニーの一員となりました!

そして、彼がパリから持ち帰った一番のお土産である、ひとつの目標に全員で向かうことになりました。


その目標とは。

毎年ヨーロッパ中のホテル装花の中から選ばれるホテルフローリストナンバーワンの称号。

ここ数年ジェフリーサム率いるチームがジョルジュサンクのフォーシーズンズの装花でとり続け、今年斉藤由美さんが関わるVARDAがホテルリッツの装花で獲った賞。

花の世界にこんなわかりやすいタイトルがあったことに感謝です。



ケンを迎えて、一層充実したメンバーでこの挑戦に挑めること。


jardin du I'llony TOKYO

jardin du I'llony PARIS

ホテルと装花契約

タイトル獲得。


もちろん、顧客満足一番の店にならないと成し遂げられない目標です。

僕らが日々意識することは変わらないんです。

でもその先のご褒美として、そんな楽しいことがあることを教えてくれたケンにすごく感謝しています。


この最高におもしろいチームで最高におもしろい挑戦へ。

さぁ。




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2009年2月12日

La Filiere ラフィリエ



こんなにもあっさりはじめられるとは。

ここ数年、同業者の方やプロフェッショナルを目指す人から、養成コースのような年間を通じてレベルアップしていくようなレッスンはしないのか?という問い合わせや要望を何度か頂きました。

資格を取るために大手が運営する既存の学校に行こうかと思うのですが、どこがいいと思いますか?という相談を受けることもありました。

その度に、自分が本当に必要だと思う知識や、技術を伝えることができればなぁと思いました。


しかし、力不足に感じることもあったり、アイロニーでは通用することであって、果たして他の人には本当に役立つのか?と疑問に思うこともあり、なかなか着手することができずにいました。


それが、6コンテンツやパリでの修行を経験してきたケンスケの加入によってあっさりとはじめることができました。

二人の経験してきたことを現場レベルで伝えられるレッスン。

カリキュラムを考えるとき、お互いの持ち寄るものがとても輝いて見え、このコースのスタートが待ち遠しくなりました。

僕らはまだこの世界ではまだまだ若手と呼ばれる世代だと思いますが、

若さゆえの感性、想像力と、別々の道を辿ってきた二人の経験・知識を持ち寄ることで唯一無二のコースを作ることができたと自負しています。

そしてそれを支え運営してくれるチームアイロニー。


ラフィリエという道は、受講者の夢までの道のりという気持ちが込められています。

そしてそれとともに、我々アイロニーが歩んできて、そしてこれからも進んでいく道。

その旅路を少しでも一緒に歩ければいいなぁと思います。

定員は6名様限定です。

お早めにどうぞ。

La Filier アイロニーディプロマ取得コース

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2009年2月18日

恋焦がれて




出会った頃はそれほど気にならなかったのに


何かきっかけがあったのか


いつの間にか

それは心に棲みついて離れなくなって


気がつくとそのことばかり考えている。


その想いが通じたことを想像したり

そこまでの過程を毎日違う風に想像する。


ああ。。
 
 
 
 






ここに花を飾りたい。。。

バッチバチにキマったアイロニ花を。。。

関係者の方、決定権をお持ちの方、どうか

どうかうちにその仕事させてください。


というわけで、どうしても花を飾りたいホテルとレストランがあるのです。

関西で最高のホテルと柔らかい日の差し込むレストラン。


二人が長く付き合うには空間というのはとても重要です。

お互いを引き立たせあう空間と花という関係。

想像してみてください。

きっとうまくいくと思うのです。


なので告白してきます。

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2009年2月22日

東京への一歩




この週末、東京に行ってきました。

依頼を頂いて、東京に行って仕事することは以前にも何度かありましたが、

今回は少し意味合いが違いました。


東京に店を。


この一つの目標に向けての一歩として、意識的に動いたものでした。

去年から関西での取引を重ね、関係を強めてきた中卸の阪神トレーディングさんは東京大田市場にも場内中卸をもっており、今回の仕事にも手厚い協力をしてくれました。


そして、今回からのレッスンの会場となった、トレンドユニオン社のジャパンオフィスは 神宮前の好立地に素晴らしい光の差し込む真っ白な空間で花がいきいきと感じられました。


レッスンのほうはHPを見てくださった方が定員を埋めてくださり、
ケンだけでなく、僕も色々な話をさせてもらえてとても楽しかったです。
特にアイロニーの東京進出を望んでくださる方の声は本当に嬉しかったです。


昼食をとらずに準備し、レッスンを行っていた我々二人をみて、レッスンが終わった後まい泉のカツサンドを差し入れに買ってきてくださった代表の家安さん、最高においしかったです。ありがとうございます。


前日や、レッスン後の時間を利用して、関西でお世話になっているブランドのブテッィクを巡って御挨拶をさせてもらったり、これから取引を始めさせてもらいたい企業の方とも会って話をさせてもらうことができました。


何より芦屋に帰ってきて、店のディスプレイやギフトフラワーの写真をチェックするととても綺麗な花を作っていたこと。

初めの一歩としては、手ごたえを感じています。

今日からまた新しい気持ちで仕事に取り組んでいます。


来月から、ケンのパリクラスに合わせて、僕のリュクスクラスも東京で始めさせてもらいます。

ふんだんに花を使って、色合わせにこだわったブーケを束ねていくケンのパリクラスと、

よりモードを意識してシンプルながら高品質の花材とアイデアを盛り込んだコンポジション中心のリュクスクラスの二本立てで 

3月21日土曜日に、

13時から パリクラス

15時30分から リュクスクラス

を行います。

どちらのクラスも1回1枠からお申し込みいただけますのでぜひ御予約ください。

詳しくはこちらから→http://www.illony.com/school/2009/02/post_1.html
お会いできるのを楽しみにしています。

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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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