blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2017年5月25日

ボンクラ。

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"ぼんくら"とは"盆暗"と書くらしく、

賭博で盆のなかのサイコロが暗くて読めなくて

負けてばかりいる人を表すらしい。


ここから物事がわかってないさま、ぼんやりしている人、

またそういう人を罵る言葉として使われるようになったんだとか。


さてさて、いつかこの日がくるとはわかっていましたが、

今月でパリで見つけた谷口の秘蔵っ子マコちゃんが

ついに青山店から退職することになりました。涙。


彼女はもともと実家が花屋。東京の"花の木屋"さんという花屋の娘さんです。

フローリストであるお母さんとお店の花に囲まれて育った彼女は若干24歳ながら、

雇用主としての体感花屋歴は相当なものでした。


近いうちに実家の花屋である 花の木屋さんを継ぐことになる。

のでそれまでの期間ということでアイロニーに入ってもらいました。


可愛らしい容姿と80年代のアイドルを彷彿とさせるぶりっ子を身にまとうことができ、

だれからも可愛がってもらえるキャラだけでなく

英語、フランス語も話せて、花だけでなく、パソコン仕事にも明るくて、

オールマイティなフローリストでした。


そんな彼女を見ていると、ときどきある友人を思い出す時がありました。

同じチームでバスケをしていたその友人とは競い合うことも多かったのですが、

容姿端麗で、なんでももってる、その友人におれは一つだけ勝てることがあるとおもっていました。

それは、「"かっこわるく失敗すること"が"できる"」 ということでした。

今でもおれの最大の武器である、このことは、

母親の無条件の深い深い愛情によって培われていますが、

この友人によって、自分の立ち位置を気づかせてもらったことも大きいと思っています。


とはいえ、マコはシャアやアムロと同じニュータイプなので、

そんなこともさらりとやってのけるかもしれませんが

アイロニーでいるうちに、もっとそういう経験をさせたかったなぁと、

親心とドS心と半々で思うのです。


そて、そんなマコと前回日本帰国中にすこし二人で話をしました。

もはや親子のような感じなので、お互いあまり核心をついた話もめったにしませんし、

年頃の女の子は難しいなぁと思うのですが、

あっ、そうそう、親子といえばこんなことがありました。

日本に帰国中に朝二人で大田市場に行った帰りに、朝飯を食おうということになり、

二人でこじゃれたカフェに入りました。

カウンターでオーダーをすませて買った料理をもって席につくタイプの店だったのですが、

おれが先に向かい合わせ二人がけのテーブルの奥のほうに座っているとマコが遅れてやってきて、

普通向かいに座ると思っていたら、テーブルの間を通ってくるので、えっ?隣?カップルなの?

と一瞬思ったら、一つ飛ばして並びに離れて座りました。

他人ーーーーーーーーー!!!!!笑。

今思うとあれは思春期の親子だったのかもしれません。


さて、そんなことはさておき、

よくがんばってくれたマコになんか言葉をかけてやろうと、

かっこ悪い失敗をガンガンして、また次へ次へと挑戦して、

いい花屋になっていってほしいなぁと思い

どんな言葉がいいかなぁと思い、

それはきっとおれにとってお袋のようになんでもどんなことでも

丸ごと受け止めてくれるような存在の

花屋の先輩でいることがいいのかなあと思って、

いつでも帰ってこいよ。と言ってやりました。

まぁ思春期の娘には届いたか届いてないかわかりませんが。


さて、冒頭のボンクラはなんやってん。というところですが、

ぼんやりしてるやつを罵る言葉だけじゃなくて、

ごく稀にですが、がんばれ。という意味で使われることもあるということです。


なんでやねんと思ったら、フランス語の Bon courage (ボンクラージュ)から来ているとのこと。

Bon courage は、bonはいい、courage は勇気 で、いい勇気を、で 頑張って! の意味で使います。

いい勇気を が 頑張って。 いい言葉だなと思います。

失敗覚悟で挑戦するには周りの人のきちんとした愛情と 本人の勇気 が必要です。

さて、前置きがめちゃめちゃながくなりましたが、

こういう良さげな話で谷口の好感度をあげてかーらーのー

マコ先生に最後にレッスンをしてもらって

最後の最後まで売り上げにもがっつり貢献してもらいます。


青山店にて 5月31日 14時30分から プルミエクラス 8640円 です。

お申し込みは

http://www.illony.com/lesson/try.html

こちらから!

みなさん、マコ先生に ボンクラ! と言いにきてやってください!



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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

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