blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2021年2月19日

今日は全部公開。 【サロンメンバーのための谷口日記 vol. 33】


2月18日
『福田と最後の晩餐』

今日は移動日。芦屋店で長年頑張ってくれた
戦友福田マネージャーとかぶるのは最後の日だったので、
仕事を早めに切り上げて二人で寿司を食べにいった。
カウンターに座ってまずはビールで乾杯。
福田と二人でビールで乾杯すると、
ニースからパリへ戻る飛行機の席で飲んだビールを思い出した。

フランス人スタッフゾーイと3人で挑んだ南仏でのイベント装花は、
ベテランで俺との仕事になれている福田とじゃなかったら成功していなかっただろう。
そのときの珍道中はどこか過去のブログにあったと思うんだけど、
明日探してリンクはっときます。
思えばほかにもいろんなことがありました。

大変な時期も何度も乗り越えたし、
文句は言ったり後輩に八つ当たりしたりもしてましたが、
基本的には俺のやりたいようにすすめる手助けをずっとしてくれました。
福田は結局8年?9年?かな。
それでも10年いかなかったんだなぁ。

アイロニーの黎明期、昨日書いた友人を誘って会社にしようというときに、
もうひとりは女性スタッフをと、他店で働いていて、
市場で昔から顔見知りだった福田を誘ったが、
おれのプランを聞いて尻込みされて一度断られた。
その数年後、今度は福田からいろいろな店で
たくさん経験を積んで谷口さんと一緒に仕事ができると思うので
最後の店にはアイロニーで働きたいと言ってきてくれた。

10年のキャリアはアイロニーで一旦ゼロにしてもらわないといけないよと話すと、
それでも構わないと、未経験の人たちの後輩として見習いスタッフから始めてくれた。
そこから数年アイロニーのスタイルをしっかり身につけて、
谷口の考えを理解して後輩たちにたくさん伝えてくれた。
パリ進出の話がでたときは、真っ先に、そして一番反対をしていた。

その後、谷口が日本にいなくなって店はぐちゃぐちゃになって
大変な時期を日本に残ってぐちゃぐちゃになりながら頑張ってくれた。
そんな時期もあったので、日本のスタッフたちを順番に
パリ店に出張で勤務させてパリでの仕事を経験させていた時期に、
若いスタッフたちを先にパリに行かせて、
その子達が育ってようやく自分も店を任してパリに行けるという
夏の時期にあったサントロペでのイベント装花の帰りの飛行機での
あのビールでの乾杯は、おれのアイロニーの歴史の中で一番のハイライトだと思う。

あ、でも金沢での打ち上げで福田がベロベロに酔っ払っていたのは、
俺の中でのアイロニーの黒歴史でもある。
あ、そういえば某ブランドのショーケースに傷をつけて数百万の損失を出したあれも。。。
なんてこの日記を書いているといろいろなことが出てくるけど、
今日は、そんな昔ばなしには全然ならなかった。
この後のアイロニーについて、
今いるスタッフたちのことを話したり、
これから入る予定のスタッフたちの話をしていた。
最後までそういう話ばかりだった。
福田がいなかったらアイロニーはパリには進出できていなかった。
福田が頭ごなしに今は絶対ムリですと反対してきたから、
いやいややれるよと燃えてしまったし、
やり始めたらおれがパリに行って店を出すよりも、
日本に残って仕事する福田のほうが大変だっただろう。
本当に感謝しています。

そういえば、一番はじめ15年くらい前に福田をアイロニーに誘ったときに
3人で1億売る店にしようぜと言いました。
それを聞いてまだまだ自分にはと言って断られたんだけど、
今期はじめて芦屋店は単店で1億の売上を突破しました。
ラストシーズンを飾ってくれました。
それを伝えたら、あれ?もう何度もクリアしてると思ってました。と言ってたけど。
アイロニーが次のステージに進む動きをしているのも
福田の退職がきっかけです。

いろいろな局面でアイロニーにもっとも影響を与えたスタッフでしょう。
バスケだったら永久欠番のセレモニーをしているくらいです。
心から御礼を言いたいです。ありがとうございました。


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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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