blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

TOP

2007年10月 Archive

2007年10月 2日

メゾン・ド・ジル 芦屋 芦屋LUXE CLASS開講

10月2日

9月30日 芦屋での花の仕事を始めるきっかけとなったレストランで、挙式・披露宴を行いました。

本当に多くの人が支えてくれていることを再確認できた式でした。

ashiya flower wedding をテーマに掲げた式はスタッフのみんなの頑張ってくれたおかげですばらしいものになりました。チームとして大きな装花のいい経験が出来、一段上のステージに進むことが出来たと自負しています。

僕以外には撮られ慣れていないアイロニ花も、最高の出会いがあったフォトグラファーにどんな風に撮ってもらえたのか、仕上がりが楽しみです。


そして、今回特に好評だったのが料理。

フランスの二つ星レストランの名前は決して飾りではありません。

若きシェフの情熱が伝わり生まれた笑顔を本当にたくさん見ることが出来ました。


実は、このメゾン・ド・ジルの前身であるレストランで僕は花屋のスタッフとしてブライダル装花を担当していました。

芦屋という場所を教えてくれたのもこのレストランでした。

アイロニーはレストランや式場とのブライダル装花の契約はせずにアイロニーを選んできてくれるお客様を優先しようと考えているのですが、自分たちが式を挙げるならあの場所がいいと思っていました。

今回、シェフやコーディネーターや支配人と仕事をしてみて、昔よりずっといいレストランになったなぁと嬉しい気持ちになりました。

そしてそれが、前々からご要望の多かった、LUXE CLASS を 芦屋で午前中に! という声にお応えしようという気持ちの後押しになりました。


記念すべき第1回は 


10月17日 AM 10:00 から 11:30 です!


お申し込みはお電話 0797-38-8741 にて受付中。

詳しくはLUXE CLASS のページで。



そしてレッスン後はちょうどランチタイム。ぜひ新生 メゾン・ド・ジル で フランスの二つ星シェフ ジル・トゥルナードルの元修行を積んだ若きシェフの熱い想いの詰まった料理を味わってみてください。



メゾン・ド・ジル 芦屋 

レッスンのお申し込みはアイロニー(0797?38?8741)のみでの受付となります。





  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2007年10月 9日

ロミオとジュリエットとムーランルージュと。。

10月10日

部屋とワイシャツと私と俺とお前と大五郎につながっていくわけではない。

ブランド名と商品名はタイトルにはせずにおこう。



さておき、


理由もなく好きなものがある。

理由はあるのだろうが言葉でうまく説明できないもの。


ある映像に、何故か心が惹きつけられた。


それは純粋な感動ではなくて、自分の仕事に対する指標となるものを感じたからだと思う。

大衆性と創造性を同じものの中に生かすこと。


そんな仕事が出来るようになりたい。


http://www.youtube.com/watch?v=YKINtdp4nIM






  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2007年10月18日

Say it with flowers...

10月18日

Say it with flowers..

アイロニーを立ち上げた8年前からずっとHPのトップに記された言葉である。

英語圏ではもっともベタな花屋の標語らしいのだが、伝わってくるイメージや文字自体のビジュアルなどに一目ぼれして以来の付き合いである。


花は何かを伝えるという能力をもっている。

万人から称賛されるその美しさと引き換えに背負った責務ともいえるだろう。

男が女を口説くための花だけでなく、自宅に飾られた花もまた訪れるお客様や帰ってくる愛する家族へのおもてなしの気持ちを伝えている。


アイロニーとアイロニ花たちはずっとそんな気持ちを伝えるお手伝いをしている。


そんなアイロニーに新たな戦力が加わりました。


飛び道具です。
 
 
 
 









その名もポストカード。



日頃より撮りためたナイスショットをポストカードにしました。

記念日でも誕生日でも何でもないとき、離れて暮らす友人や家族に

些細な気持ちも これで花と一緒に贈れます。



1枚 150円
10枚セット 1200円

店頭にて発売中。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2007年10月23日

パラグラフ

先週の金曜日 10月19日 アイロニーは5周年を迎えた。




また今年も仕事に追われていて、イベントはできなかったが、

スタッフをみんな連れて焼肉に行った。

本当は一番にお客様じゃないといけませんよね。すみません。


でもアイロニーは今とてもいいチームになって来ていて、

そこにはスタッフ一人一人が多少なりとも個人を犠牲にしてくれている。

僕がスタッフに迎え入れる基準はチームプレイヤーであるかどうかだ。

その個人の犠牲の向こうでみんなで手に入れるものに満足できる人間であるかどうか。


そんな仲間なのでこういう節目にみんなで一緒に笑い、おいしいものを思いっきり食べていると涙が出そうなくらい幸せな気分になる。

今年はなんとかこらえたが、来年はそろそろ泣くだろうなぁと思った。

そしたらあっこがすかさずもらい泣きしてくれるだろう。


今年はなぜか振り返った。積み上げているものが多少なりとも見れるものになってきたのだろうか。

余裕のある年にはたくさんの人にDMを書いて送ったりもしていたが、今年は気にかけてくれている人に少しの手紙を書いて送った。



経験こそが本物を生む


たいした修行もせず、経験もないまま独立した僕にはずっと、この敬愛するMJの言葉が重くのしかかっていたように思う。


独立してもすぐに駄目になる。5年はどこかで修行しなさいと言われたこともあった。

それを独立しても5年は修行のつもりで頑張りなさいと勝手な解釈で踏み切った。


実際は、5年やったって花の仕事ではまだまだヒヨッコで、積まなければいけない経験は山ほどある。


しかし、今はMJの呪縛は感じない。

それは5年というちっちゃな経験からの慢心ではなく、いいチームの一員であるという自信からです。


ここまでを一区切りとして、これからまた振り返らずに一気に行きたいと思います。

そしてこのチームをもっともっとよくしていくことをお客様への恩返しとさせていただきます。


今後とも末永くよろしくお願いいたします。

多謝

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2007年10月30日

トレンドの生まれ方

2年後あなたはどんなものに興味をもったり好きになったりしてそうですか?

または世間では何が流行ってると思いますか?


ファッション誌なんかではシーズン初めになると今年はこれが来る!なんて流行予想の特集記事なんかもよく見かけます。

ファッションだけでなくインテリアについてもいえることですが 毎年毎年流行というものがあります。


この 流行 って一体どうやって生まれているのでしょう?


実は ファッションビジネスにおいてはこの流行の大半は あるプロセスによって意図的に仕掛けられているものなのです。

まず 

1、 実売期の2年前に インターカラー(国際流行色委員会)で流行色の方向付けがされます。

2、その後欧米各国のトレンド情報会社が、カラーの他、素材、シルエットなど総合的なファッショントレンドを予測し、情報を発信していきます。
このトレンド情報会社は、スタイリング・オフィスとも呼ばれ、それぞれ独自のトレンドブックなるものを発刊しています。スタイリング・オフィスは、ファッションの都・パリにオフィスを構えているところが多いようです。

3、そしてそれを受けて テキスタイルメーカーやヤーンメーカーが素材を作っていきます。

4、(実売期の半年前) デザイナーが コレクションを発表します。パリコレやミラノコレクションなんかです。

5、その後は エルやヴォーグなどで一般の人に向けファッショントレンドが発信され

6、トレンドが浸透している頃に実売期へ突入するというサイクルになっているのです。







そのサイクルの非常に重要な役割を担ってる スタイリングオフィス。

いわばこの人たちがマーケットという水面に流行という石を落とし、波を起こしているのです。


そのスタイリングオフィスの中でも、特に有名なのが トレンドユニオン という人たちです。


トレンドユニオン は 各分野のエキスパートが集まった10人のグループで、その中心人物である

リー・エデルコートさんは、タイムマガジンで 最も影響力のある25人に選ばれるような人だそうです。


このエデルコートさん、オランダの デザインアカデミーの学長もされていて 実は 以前にも紹介した僕のお気に入りの本 bloom magazine を作っている人なのです。


長い前置きでしたが、ここからはまたいつもの自慢話になるので注意してほしいのですが。

このトレンドユニオンが 自社で日本の企業に向けて 2009年SSのトレンドに対するセミナーを開催します。

そして。。。 アイロニーがその花を担当することにりました。。


めちゃめちゃ楽しみなんですけど。。。


アイロニーの花をみて エデルコートさん(来日されるそうです)がどんなリアクションなのか。。。

高校のとき、マイケルジョーダンと1on1をすることになったらどうしようかとよく考えていたことを思い出します。(そのときは想像上のマイケルのディフェンスが余りにすごく、結局猛ダッシュで後ろに下がりかなり離れたところから投げて一か八かを狙うという策しかでてきませんでした。。)

さておき、

いろいろな企業のかたにも見ていただけるので本当に楽しみです。


そんな刺激的なセミナーは一般の人でも参加できるそうです。参加費は15000円とちょっとお高い感じですが 色々な創造を喚起する30分にもわたる映像やトレンドブックはクリエイターや経営者には非常に役立つものだと思います。

興味のあるかたはぜひ参加してください。


11月1日(木) 東京 世田谷ものづくり学校  14時から17時 

11月5日(月) 大阪 堺筋倶楽部レストランAMBROSIA 12時から15時 


11月1日の 東京にはエデルコートさん本人も来日されるのでぜひ!


TREND UNION HP http://www.trendunion.com/


あー明後日かぁ。。いろんな意味でねむれない。。。      






 

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

>>詳しいプロフィールはこちら

FLOWBULOUS01

flowbulous01

ISSUE 1 Faraway so close

FLOWBULOUS02

flowbulous02

ISSUE 2 Conversation

FLOWBULOUS03

flowbulous03

ISSUE 3 Enchanted

photo & story Avec les fleurs

photo & story Avec les fleurs

I'llony TV

I'llony TV

SALON DU I'LLONY

SALON DU I'LLONY

2023年1月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

Monthly Archives

PAGE TOP