寒い日が続きますが最近すこぶる気分がいい。


何がいいってこの時期は春の花が最盛期。


他の季節に比べて、春の花はとくに女の人にウケる。

花束を束ねても、アレンジを届けても

レッスンでデモ作品をつくっても、


ワー！とかキャー！とかなるのである。

それはもう、そこはすかさず、その賞賛を花ではなく俺へのものと

変換して受け止めるのですが。


まぁそれがたとえ花へのものであっても人が自分たちの花によって喜んでいるのを見るのは楽しいもんです。



そんな春の花が出回る時期、なかでも一番おすすめしたいのが


ブーケを束ねる。ということです。

もちろんプレゼントしたり、買って帰って部屋に飾ったりも

楽しい季節なのですが、


俺としてはこの愛おしい春の花達とは

もっとチョメチョメして欲しい。

ペロンチョして欲しいのです。


失礼。




しかし、こんな公の場でそう言ってしまいたくなるほど

ブーケを束ねるという行為は

花と戯れる行為です。



まずはネトワイエといって、手で握る部分についている葉っぱなんかを

取って花材別に目の前に並べて行きます。丁寧にじっくりと時間をかけて。


そして思うがまま次々と手に取って重ねていくのです。


ブーケロンという丸い形のブーケをつくるときは、形に注意していろいろな方向から見ながら束ねていきます。

色の重なり、花の凹凸などを工夫して、どうすれば綺麗になるかを探っていきます。


こう？こうなのかい？


適度な集中。


間近で感じる花の香り。


出来上がったときの達成感と自分で束ねたブーケへの愛おしさ。



これは、もはや上質なエステみたいなものなんじゃないかと思うのです。


ホルモン分泌やヒーリング効果。調べてみたいくらいです。



というわけで、この時期の春の花を使ったレッスンは

技術とか知識もお教えしますが、まずは春の花を楽しむこと

を中心にしています。


よく初心者ですが。。。という質問をいただきます。


アイロニーのレッスンは、どのクラスでも初心者の方でも受けていただけます。

人数も少なく、それぞれにあったアドバイスをさせてもらっています。


一回から気軽に参加出来るので、


まずは思いきって身を委ねてみましょう。


はじめてはアイロニーで。



クリックありがとうございます！！


　

今日は花友達のイベントのお知らせです。


何度かこのブログでも紹介させてもらってる

アレックスカンビが

神戸居留地のオリエンタルホテルで


２月２８日火曜日　デモンストレーションイベントをします。


アレックスといえば、パリで一時代を築いたクリスチャントルチュの全盛期に活躍し

そしてジョルジオアルマーニ本人に認められて、ジョルジオアルマーニの併設フラワーブティックを任された人です。



俺がフローリストとしてすげー才能をもってるなぁと感じたことのある人は今まで３人。

その中の一人です。あとの二人は、残念ながら芦屋と青山にいます。。



なかでもとびきり洗練された花を生み出す人。



すごい人なんやけど、人柄はとってもチャーミング。笑。


この前もFacebookでtotemokirei！みたいなことを俺の写真にコメントくれた。


今回のテーマは　愛　らしい。


いつも時代にぴったりのテーマで、この先の仕事にも生かせるようなアイデアをいっぱい見せてくれるようなデモになると思います。


俺は東京に入る予定の日なんやけど、とりあえず押さえてなんとかやりくりしてみます。


昼の部はもう埋まっちゃったみたいなので、夜の部に参戦です。



会場で見かけたら声かけてくださいね。


詳しくはこちら→
http://www.beauxcoeurs.jp/event.html



クリックありがとうございます！！


　

１月２月は例年のんびりです。

今年は、去年のスタッフ入れ替わり時に芦屋でも南青山でも

スタッフ間の引き継ぎではなくて一旦俺に戻した仕事が

多かったので、一人テンパっていました（芦屋のみつこにも負担が大きかったので二人かな）。


が、徐々に体制も整い始め、新しいスタッフ達も次々と新しいポジションの仕事をマスターしていってくれてます。


少し規模の小さいチームの青山のスタッフ達は、ポジションというより

オールラウンダー、一人で多くのことを覚える必要があって少し大変だが

よくやってくれている。


この経験は、今後新しい店を立ち上げるようなときがくればとても役に立つだろう。

ただ、次の店はパリにと思っているので、全部の経験がまったくつかえないかもしれないけど。笑。


さてさて、３月になるともう少し忙しくなってきます。


そこに向けて

芦屋本店、南青山店　ともに　週４日来てくれるパートタイムスタッフを募集します。


経験者歓迎。要免許。３年続けられる人。

チームの和を大切に出来る人。

まずは自分たちが居心地のいい店に。

そういうアイロニーが大好きな人。


詳しくはこちらから
→　http://www.illony.com/shopinfo/2010/05/post_5.html


履歴書楽しみにまってます。



クリックありがとうございます！！


　

先日、南青山店のスタッフが興奮冷めやらぬという雰囲気で

こんな写真を送って来てくれた。







震災以降続けていた切り花の無料配布の花を受け取った

子供達が１００円握りしめて店に上がって来てくれたのだそう。

南青山店はビルの２階にあるので、ビルの一階の道沿いにスタンドを置いて切り花を置いてるねんけど、花を取ってわざわざ２階に上がって来てくれたのである。お父さんとね。


この写真一枚だけでも俺が今まで配った花以上の価値がある。


こんな幸せな気持ちはいくら出したってなかなか買えへんからね。



被災地の方にすこしでも役に立てれば。

そう思って始めたことやったけど、


申し訳ないが、俺はいい思いをした。


売名とか、自己満足、偽善、とかそういう言葉がつきまとうけど

まさに結果としてその全部を享受した。てへっ。


ああ気持ちいい。



昨日青山店の事務所を片付けていて、大事に取っていたこの花のちからの無料配布の張り紙の最初の一枚が出てきた。



これも宝やね。


こんなんなんぼ出したって売ってへんし。



花にはちからがあると共感してくださったみなさんや

実際に花を受け取って募金しようという気になってくださった方の

お金が集まって

２００万近いお金が被災地を支援してる団体に届いた。緊急支援が得意なその団体は、今は、次の段階で活躍する様々なほかの団体と協力して、これらのお金を活用してくれてる。


この花の無料配布を始めて周りの方に協力をお願いしたときに


一年間続けますと約束した。


忘れちゃうといけないので、仲良くしてるひめじ生花の大西に頼んで

毎週月水金、芦屋と青山に１００本ずつ花を送ってもらっている。


皆さんが思うよりもずっと安い価格にしてくれているので、

ひめじ生花と生産者さんの協力もあってのことだ。





もうすぐ一年になる。



状況はまだまだよくなっていないし、青山店の周りの人たちでさえ、

未だつづく地震への不安は消えない。



というわけで。勝手ながら俺の自己満足と好感度アップの為に


会社が今以上に傾いてこないかぎりつづけます。


支援先は、またその時々で見直していきたいと思います。


花のちから　http://justgiving.jp/c/3008



クリックありがとうございます！！


　

先日、南青山店でいつも仲良くさせてもらっている

モデルさん達のライフスタイル提案ユニット、メリッサミルのみんなが

レッスンを受けに来てくれた。




もともと花のちからの花を見つけて店に来てくれてからのおつきあい。

ほんとにみんなそろってめっちゃ気さくな人たちで

同世代ということもあって友達付き合いをさせてもらっているが

時々テレビや雑誌なんかで見かけると、全然違った雰囲気でさすがやなぁと感心します。


そんなおもしろくて綺麗なおねーさん達は

プルミエクラスのブーケのレッスンを受けてくれました。


ブーケを束ねるという行為は、とびきりの癒しの効果があると思うので

やったことない人はぜひ一度やってみて欲しい。

特に今、春の花がある時期は最高やねん。


思い立ったとき一回だけでも参加出来るし

こんな風に４人くらいの友達同士で

うちとスケジュールが合えばグループレッスンとかもいいと思う。


もちろん、お一人で参加して、そこで新たに友達が出来たりなんてことも
レッスンの楽しみのひとつだ。


とにかく、花を触ってわいわいとやっているとそういういい空気が流れる。

　




まずははじめにお手本を見てもらいます。
　


一人分の花の量にビビるみんな。
　


手のかからない経験者香衣ちゃん。
　


爽健美茶で知ってるこずえちゃん。
　


STORYによく出てるみほちゃん。
　


聖子ちゃんを唄ってくれた織香ちゃん。
　


この日はとにかく織香ちゃんがおもしろくて、聖子ちゃんを唄いながら

束ねてくれていたのだけれど、これこそが俺が理想とする形で


ブーケを束ねるときはもうこれくらい楽しくやって欲しいのである。


　

こうやって束ねたブーケは本当に愛着が湧くし

飾っているときも楽しいし、タイミングが合えば

自分で束ねたブーケをプレゼントするのも絶対いい。

　


そして最後はみんなで記念撮影。
　
　




　


こうやって出来上がったブーケはみんなで褒めあいをすることをすすめる。

たまに謙遜して自分のがあまり綺麗じゃないなんて言う人もいるけど

花も生き物なので、自分のブーケも思いっきり褒めてやろう。

そのほうが長持ちする。

　
　
　


一回８４００円。
　


自分ちに花を買うにはちょっと高い金額だけど

美容にかけると思えば

毎月通ってもいいのではないかと思うのです。

　

科学的になんの根拠もありませんが間違いなく綺麗になります。

　


そして申し訳ないけどこの仕事も俺は楽しいだけの仕事です。

皆様のご参加お待ちしております。

レッスンのサイト　http://www.la-filiere.net/


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先日お知らせした、アレックスカンビのデモ。


芦屋店のお客さんや生徒さんも参加されるとのことちらほら聞きました。

南青山店の生徒さんやお客さんから、先生も東京でイベントしないの？

と言ってもらっているのですが、

現在製作中の写真集雑誌が完成した暁には

勢力的にイベントもしていこうかなと思っていますので、もうしばしお待ちください！


そんな話をしていたら、アレックスのデモを主催するボクール姐さん達から

うれしいメールを頂きました。

アレックスのイベントの東京での開催が決まったこと。
そしてそして！花のちからのことを紹介してくれる素晴らしい企画が水面下で進行中とのこと！


これはまだ明かせないのですが、ぜひ見て欲しい企画です。



もちろんアレックスのデモはかならず素晴らしいものになるだろうし、そんなおまけまであるのなら、参加しない手はないと思います。


ぜひ。


3月2日

場所は　マンダリンオリエンタル
http://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/

10:30 受付　／　11:00 start
23000yen (ランチ付き）

お申し込み・お問い合わせは　mail@beauxcoeurs.jp 　まで！



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パリに店を出したい。

そんな戯言を温かく見守ってくれて、ずっとちからを貸してくれている

パリで長年活躍されているフローリストの斎藤由美さん。


パリの花業界の事情を身近に感じることができるのは

斎藤由美さんの存在が大きい。


そして、その斎藤由美さんとクリスチャントルチュ時代から

ずっと親しくしているヴァンソンレサール。


自身の店ROSE BUDをオープンさせた彼は、パリだけでなく

日本でもすごく有名なフローリストだ。

トルチュ時代から流行に流されず、有名なレストランなどのアボンヌマン（契約装花）を長年続けていて、一番パリらしさを感じる花を作り出す人だ。


アイロニーで受付けているパリへの花贈り（パリに住む人にも日本から花を贈ることが出来るねん）は、このヴァンソンのローズバッドと提携している。

そして、アイロニー南青山店の二人の中心スタッフ、まりこことたけちんはローズバッドで研修していた二人でもあるのです。

姉妹店でしょ？


そんなご縁のある二人が日本にやってきます。

レッスンやデモイベントがあるので、ぜひぜひふるってご参加ください。

ヴァンソンは東京と京都で。由美さんは日本全国あちらこちらで！


詳しくは！→http://ameblo.jp/yumisaitoparis/theme-10019650179.html



といっても、すでに満席のところもあります！

斎藤由美さんはパリの花情報を月に一度たくさんの写真と一緒に
送ってくれる会報を発行していて、その会員に向けての先行予約で
埋まってしまっています。うらやましい人気ぶり。。

この会報、ほんとに楽しく有益な情報満載なので、ぜひ入会してください。
先ほどのリンクに合わせて詳細があります！


僕もあちらこちらに顔を出すと思いますので、一緒に楽しみましょう！



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まだまだ寒い日が続くけど、花屋にはいろいろな春の花が並ぶ

店の花を見ているのに一番楽しい季節です。


そんななか、この季節には花屋ってほんまええ仕事やなぁと思うことがもうひとつあります。


桜を飾る仕事です。


花見のころになると、やっぱり自然に咲き誇る花にはかなわへんなぁと

自然の偉大さの前にひれふすことになるのですが、


桜の切り枝によって季節を先取りすることの出来るこの時期には


その場所に活けられて一足先に咲く桜をみて、早く春が来ないかなぁとか、

今までの桜の季節の出会いとか別れに思いを馳せるような

人にそんな思いを促すような花が活けられるのです。



毎年、ブティックにうちの桜を飾ってくれるブランドに加えて

今年は、また新しくひとつのブランドが桜を飾ってくれた。

それもなんと、東京と関西の１４ものブティックで。


百貨店の中で３日から４日間、一番いいタイミングで咲くように

いつもお願いしてる川西の問屋、花宇さんに開花調整をお願いして

東京の仕事用には、飛行機で飛ばしてもらう。


中でも一番大きな路面店での桜はライトアップもしてくれて、とても綺麗だった。


南青山の新チームにとっては初のちょっとした外仕事とあって

いろいろといい経験が出来た。


まだ俺が全員の能力を把握しきれていないので、仕切りがわるく綺麗に咲く桜に反して

反省点の多い仕事だったけれど、お客さんは喜んでくれていたし


来年またこの時期の桜を見る頃には、いいチームに仕上がっていて、笑える思い出になっていることだろう。


桜の仕事。これからまだもう少し本物が咲くまで楽しませてもらいます。



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たぶん震災のあと花のちからという花の配布を初めてからだと思うが

今更ながら、花がもっているちからというものをすごく感じて

綺麗な花のその向こうにある、人の笑顔にようやく本当の意味で目が向くようになったと思う。

それから、アイロニーの花を受け取って生まれた笑顔の写真をあつめるようになった。

＊Facebookページにアルバムをつくっているのでぜひ見てください。


そうやって笑顔の写真を撮っていて、花を綺麗だと感じてる人の笑顔にもまた人を幸せにするちからがあるなぁと感じるようになった。


先日、友人でモデルをしてる藤森香衣さんの撮影をする機会をもらった。


俺の花は決してアーティスティックなものではないので

写真としてアート性のある物というより

その人の笑顔を輝かせるようなプロフィール写真や

アーティストの魅力を引き出すようなジャケット写真のようなものに向いているのではないかと勝手に思う。


そんな仕事もしていきたいなぁと思うので、うれしい機会だった。


そして、これだけは書いておかなければならないのだが

藤森香衣ちゃん、なんとこの前週にはあの！エリオットアーウィットに

撮ってもらっていたというではないか！！！！！



巨匠の翌週、素人。笑。




格差がおもろすぎる撮影となったのだが、


ヘアメイクだけにとどまらない活躍をしてくれたバンビちゃんに的確な助言を頂きながら、一発目にしてはなかなかいい写真が撮れたのではないかと思う。
















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芦屋店の２階で仕事してると、店から子供の声で、

「一本ください。」と聞こえる。

もう一人の子供が　

「何それ？」と言っている。

「ここに、一本ください、って言うたらこれもらえるねん。」

「俺も！、一本ください。」

「どうぞー」とスタッフ。

小学生くらいの男の子達。

もって行ってどうするのかは知らないけど

あいつらにとっては少しは花屋が身近な存在になっただろう。

被災地支援の為の配布とは知らなくても、どこかでいい国につながっていくやろ。

もうちょっと大きくなったら、おじちゃんがエロい武器としての使い方もおしえたるからな。



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昨日は少し前に俺が東京にいる間に２８歳の誕生日を迎えた芦屋店のトーマスに

すぎちゃったけどサプライズで花束をあげようと思っていた。

そしたら、朝、お客さんから予約頂いて作っていたブーケを

別のお客様に渡してしまうというとんでもないミスをしでかした！


引き取りに来られたお客様にはスタッフみんなでお詫びして待っていただいて新しいブーケをお作りした。

その後、お客様が帰られた後、泣くくらいめーちゃめーちゃ怒ってやった。



そして夕方、今日トーマスにブーケをあげないと

俺、今日東京行っちゃうしな。。と思いながら


作り直したブーケとまったく同じブーケを束ねてトーマスにプレゼントしてやりましたとさ。


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