blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

« 一番大切な事は? | HOME | モチベーション »

2007年7月19日

伝えるという技術

7月19日

行ってきましたアレックス・カンビ氏デモ。非常にクオリティの高い作品をたくさん見せて頂きこういう機会を作ってくださった主催者の方に心よりお礼申し上げます。

また会場では、タニグチブログ見てるよーと声をかけてくださる方もいて、多くの方と話できたのも嬉しい出来事でした。

8月には、フランスで長年活躍されており、日本とフランスの花を見事に融合されているフローリスト ryu kubota氏 が広島にてデモをされるそうです! →詳細はこちら

日本花業界、今年の夏はアツいですね。


さて今日は、伝えるという事について。

仕事としての希少性からか、ハイブランドへの定期装花はアイロニーがさせてもらっている仕事のなかでも大きく注目を集める部分です。質の高い仕事をし、担当の方やそのブティックにご来店される方に褒めていただくことは本当にありがたいし嬉しい事でもあります。

でも僕個人としてもっと嬉しい事があるんです。

きっとこの先何十年とこの仕事を続けていても、それはときどきこの仕事の素晴らしさを気付かせてくれるんだろうと思います。

その仕事はギフトです。


多くの人が 花屋の仕事と聞いてまず想像する仕事だと思います。

花束を束ねてプレゼントを作る。


花屋にとってはとても日常的な仕事ではありますが、

この仕事はそれぞれが非日常で特別なのです。



アイロニーはご注文いただくギフトフラワーのほとんどが発送するか、ご注文主が店に受け取りに来てくださるかのどちらかです。

でも稀に配達になる事があるんです。

贈られる方の花を受取ったときの表情を見ることができるということは、花屋に与えられた特権のようなものだと思います。

今までに何度も何度も繰り返し見てきても、それは僕のひねくれたドライなハートをもアツくさせます。

不意に綺麗な夕日なんかを見つけておおぉと思うあの感じと似ているような。。


僕達お手伝いをしている人間にもそんな感動与えるのですから、

人が人に花を贈って気持ちを伝えるという事はものすごい事なんだと思います。


そして僕らが日々束ねているその花の担う役割というのは非常に重要なのです。


実体のないものや精神論はあまり好きではないのですが、

その花を束ねる我々はもっとそこを深く意識するべきだと思います。


気持ちを込めるということ。


お客様の気持ちが贈られる方に伝わるようにするのは、スタイルやテイストやデザインではなく気持ちを込めるということなのだと思う。

そして最近になってそこには技術のようなものもあるんじゃないかと思うようになりました。


感情というのは活ける花に出るとよく言われます。

実際なくもないと思います。


であるならば、自分の感情をコントロールしてはどうだろう?

偲ぶ花をつくる時は、好きだったおじいちゃんを思いながら束ねてみるのはどうだろうか?

愛する家族を思い浮かべて束ねた花は、同じ種類の感情としてお客様の気持ちを伝えるのではないだろうか?


そんなあるのかないのかわからないこと。。。と自分でも思ってしまうけれど、

それをしないといけないくらい、僕らが束ねている花というのは重要だなと思う今日この頃であります。



あと、荷物を受取りに来たヤマト運輸のドライバーさんに笑顔でよろしくお願いします!というと

中継地点や配達先のドライバーまで大事に荷物を届けてくれるという説もあります。。。


  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント(5)

MOEはまだ花束を贈られた事がないけど、ある日、宅急便で送られてきたら嬉しいんだろうなぁ。

きっと女の子なら誰でもが一度はそういうのに憧れると思います?( *^。^* )

でも「感情というのは活ける花に出るとよく言われます。」って一般的に言われてるとしたら、先生の所でお花を教わってるMOEの性格ってどうなんだろう(;^。^A


お花屋さんて、本当に素敵なお仕事ですよね。
気持ちを込めて大事におめかししてもらった花達は、受け取った人も送った人も笑顔にしてくれます。
私がお花を始めたきっかけは、お友達に自分でアレンジしたお花をプレゼントして、すっごく喜んでもらえたからなんです。
その気持ちが忘れられなくて、今でもお花と付き合ってるかも・・・。
でも、自分がもらうことが無いのが残念。
早くアイロ花を贈ってくれる人を探さないと!!
またレッスンに復活しようと思ってますので、宜しくお願いします。

お花自身が生き物だから
ちゃんと自分の役割をわかってて、
活ける人や贈呈する人の感情を感じ取って
受け取る人にちゃんと伝えてくれるんぢゃないかな。

お花に語りかけながら
アレンジもアリですぞ!!

昨日ALEX CAMBIのデモにて(テーブルをご一緒させて頂いた)お会いしました、名古屋の中村です。
また、お店の方にも押しかけてしまい、ありがとうございます。
今日始めてホームページを拝見させて頂き、感動です
素晴らしいでね!もう、何回も見てしまいました。本当に写真!もちろんアレジメントが素敵です。
もう一度お会いして、いろいろお話(花の事・お店の事)をお伺い出来ないかと思います
もちろんリュクスクラスにも!
これから起業するにあたり・・・
勝手ばかりで、すみませんが
ぜひ、よろしくお願いいたします

MOEさん>
私アイロニ花しか受け付けないの。と常々宣言していきましょう!

はっぴーさん>
そうですね。プレゼントする喜びのほうが大きいかもしれませんね。レッスンお待ちしております。

あさを>
もちろんいつも語りかけてますよ。そして僕の熱唱も聞かせているので持ちがよくなってると思います。

中村さん>
先日はどうもー。これから起業、大変ですが楽しいときですよね。がんばってください!

Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

>>詳しいプロフィールはこちら

FLOWBULOUS01

flowbulous01

ISSUE 1 Faraway so close

FLOWBULOUS02

flowbulous02

ISSUE 2 Conversation

FLOWBULOUS03

flowbulous03

ISSUE 3 Enchanted

photo & story Avec les fleurs

photo & story Avec les fleurs

I'llony TV

I'llony TV

SALON DU I'LLONY

SALON DU I'LLONY

2017年11月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

Monthly Archives

PAGE TOP