blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2008年8月26日

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ダリアのいいのが入る季節になってきました。

毎年、暑さがやわらぐこの時期から仕入れも楽しさをグンと増し、

それとシンクロするように次々と仕事もいただけるようになってきます。

自分自身がめっちゃキレイやん!と感動できるような花を仕入れ、それをお客様に提供することでお客様にもよろこんでもらえる。

やっぱり花屋は最高の仕事だと思える季節です。

夏のオフシーズンの間にアイロニーは、筋トレで一回り大きくなっています。

見習いスタッフを含めると、総勢12名。

規模が大きくなって出来る仕事の幅が広がったという反面

チームをまとめるということの難しさを感じることが増えました。

みんな真面目だし、一生懸命働いてくれるのですが、

全員が迷うことなくその力を全てブレのない同じ方向に向かわせるような何かが必要だと感じました。


そして見つけたのです。

社訓です!


まだまだ小さな会社ですが、一丁前に社訓を掲げました。


社訓
世界一好きな花屋と言ってもらえるように。

1、顧客満足こそ最終目標。
最終的な目標は顧客満足度の一番高い花屋。
顧客数や売り上げ、ブランドイメージなどを高める努力全てはその先の顧客満足の為にある。


2、改善の余地は必ずある。
今当たり前にしていることに疑問を持ってみる。もっといい方法があるかもしれない。


3、伝える事が仕事。
我々の仕事はお客様の気持ちを伝えることである。
日頃からホウレンソウを徹底し人に伝えるということを意識する。


4、プロフェッショナリズム。
常に職人として自分を誇れる仕事をする。
同業他社から見ても隙のない仕事をしているか常に意識する。


5、仕組化。
個人ではなくチームで成長できるように長期的に考え、
今してる仕事を仕組みに落とし込む。誰でも同じレベルで出来る仕組みを考える。


6、スピード!!スピードこそが最大の武器である。
花屋は経験がとても重要な職業。この業界はゆっくりとしか進めない。
スピードを意識することこそが業界を出し抜く秘訣だ。


7、整理整頓は時を生む。
一日で物を探した時間を計ってみよう。


8、花のプロよりもまずアイロニーのプロに。
お客様にアイロニーを好きになってもらうには、どんなお客様よりアイロニーを知っていなければならない。



掲げるだけでは無意味なので浸透させる必要があるのですが、

すでに効果がありました。


僕自身、あらゆる場面において判断するスピードが早くなったのです。

社訓はアイロニーを正しい場所に導くために誰よりも自分にとって必要だったのだと思います。


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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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