blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2012年12月17日

叱れるスタッフ

IMG_4623.jpg


少し前にとても嬉しいことがあった。


南青山店での出来事。


南青山店には、情熱を持ってアイロニーをいい店にしていってくれる人募集という

俺のブログでの呼びかけに応えてくれた人が10人見習いスタッフとしてきてくれている。


その中でも今や2番目の古株となったNえもんの姿をみてすげー嬉しかった。

Nえもんは恥ずかしいから名前は伏せて欲しいかもしれないので一応イニシャルトークにしておくが

Nえもんをイニシャルトークにすると


笑福亭笑瓶 を S福亭S瓶 というくらいの匿名っぷりだが気にせずいこう。


さて、Nえもん。何をしてくれたかのかというと、話せば長いエピソードがあるわけでもない。


ただ、新しく入った後輩見習いスタッフを叱っていたのだ。


感情に任せて怒って不満をぶつけるとかではなく

結構しっかりとした説教をしてくれていた。


なんだ、そんなことかと思う人もいるかもしれない。

がこれは、とても大変なことだと思う。

俺は、見習いスタッフが後輩見習いスタッフに対してあそこまでしっかり叱ってくれているのを初めてみたかもしれない。


感情をぶちまけるのと違って、説教とか叱るというのはなかなか出来るものではない。

その後輩のためを思って、店のことを思って、自分が悪く思われたり、嫌われたりするかもしれないようなことを

面と向かって言わなければならないのだ。

芦屋店のふくちゃんにそのことを話したら

もっと褒めて上げてください、Nえもんは体力つかったと思いますよ。と言っていた。その通りだなぁと思う。


俺がするよりも、もっと大変だったろうと思う。


おかしいと思ったことはお互い指摘しあう。議論する。ときにケンカしてもいいと思う。


表面的な仲良しチームではない、いいチームに一歩近づけたと思う。


Nえもんありがとう。

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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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