blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2013年3月21日

ええ話や。。

IMG_0257.jpg

今日はFacebookで見つけたいい話を。。。


********


今回のWBCには、その道程の中で決して忘れてはならない
魂のベストゲームが存在します。

それが今月8日に行われた日本×台湾戦でした。

9回2アウトまで追い込まれた日本の底力。
そして逆転劇。

しかし、土壇場で勝利を逃し落胆しているはずの台湾ナインですが、

試合後、地上波では放送されることのなかった
ある振る舞いで日本人を驚かせました。


なぜかマウンドで円陣になり、
スタンドに向かって深々と頭を下げる彼ら。


そして試合後に台湾のファンが掲げた旗には、

「日本おめでとう」の文字が。

その謙虚さと息をのむ光景に
何万人という日本人にが胸を熱くしました。


......


それは、まもなく震災から2年を迎える

今月6日のことでした。


一人の日本人がツイッターにこうつぶやきます。


「WBC、日本は初戦が台湾に決定。この試合を見に行かれる方、先般の東日本大震災への台湾からの多大な支援のお礼の横断幕やプラカードをお願いします。WBCを通じ、日本と台湾の信頼関係を深め、私達が本当に台湾に感謝している事を伝えて下さい」


台湾からの多大な支援。

そう、意外と知られていませんが、

先の震災で世界最多となる200億円を超える義援金と、
400トンを超える援助物資を送ってくれたのが

台湾だということ。

そればかりか、

震災の翌日に世界のどこよりも早く
救助隊を派遣してくれたのも、また台湾でした。


「そんな台湾にお礼をしよう。」

WBC日本台湾戦の2日前にそう呼びかけたツイッターは、
瞬く間に日本中に拡散しました。


そしてその展開は日本だけにとどまりませんでした。

台湾に感謝を示そうとした日本人の心が、

翌日には海を超え、
中国語に翻訳されて拡散され、

台湾の人をも動かし始めます。


台湾の街角でも、何人もの人が中国語に訳されたあのツイートを。


こうして広がっていったやりとりは、

台湾のマスコミにも取り上げられ、
多くのことに知られることになります。


ただ、この時すでに来日していた台湾選手たちは、
こうした盛り上がりを知りません。


......


彼らにとってWBCの日本戦はあまりに特別なもの。

台湾にとっての野球、
それは日本と切っても切れない縁で結ばれたスポーツです。


そもそも野球は日本が台湾を統治していた時代に
持ち込まれたものでした。

「職業棒球」と呼ばれる台湾のプロ野球チームは、現在4チーム。

監督やコーチ、選手など
実は、多くの日本人が台湾野球の発展に力を尽くしています。


そんな日本は台湾の野球人にとって

常にその背中を追いかけてきた父のような存在。


今や台湾で最も人気のあるスポーツとなり、
紙幣の絵柄にも採用されるほどになった野球というスポーツ。


今回のWBCも各地で大型のパブリックビューイングが催され、

2,300万人の人口の半数を超える
1,200万人が視聴しました。


国際映像で流れる東京ドームの映像は、

くしくも、

日本にとっては台湾に感謝を伝え、

台湾にとっては野球を教えてくれた日本と世界の舞台で戦える
最高のステージとなっていたのです。


......


試合当日、スタンドにはツイッターの呼びかけ通り、

「台湾に感謝」と書かれた色とりどりのプラカードが。


それが1枚や2枚ではありません。

プラカードの存在に球場で初めて気づいた台湾選手たち。


そんな中、始まった試合は、
まさにWBC史上に残る名勝負となります。


およそ一世紀という時間をかけ、
必死に追いかけてきた背中を越えようとする台湾と、

その前に立ちはだかる日本。


その名勝負は夜23時半を超えても決着がつかず、

いつしか敵と味方という立場も超えて、
球場を一つにし、東京ドームにはウェーブが起こります。


そして日本が1点ビハインドで迎えた9回2アウト。

日本がついに同点に追いつきます。


そして、次の10回表ついに日本が逆転。


その裏、最後にはまるで高校野球のような
ヘッドスライディングを見せる台湾選手。

しかし、追いかけてきた背中にあと一歩届きませんでした。


しかし、これで物語は終わりませんでした。


日本の地上波では放送されなかったシーンです。

喜びを爆発させる日本代表選手の後ろで、

ベンチを出て行く台湾代表選手たち。


彼らは全員でマウンドに向かうと、

360度、スタンドの全方向に深々と一礼をします。


「ホームグラウンドでもない私たちを
日本のファンは応援してくれる。...それに感謝したい」


その姿に観客から惜しみない拍手が贈られます。


「礼には礼でこたえる。」

そうやって互いにリスペクトする関係が築けたこと。
あの日私達はそんな幸せな光景を目の当たりにしました。


(Mr.サンデーより)

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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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