blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2009年9月 Archive

2009年9月 6日

季節を贈る花 002 yves piaget





南青山の出店準備も着々と進行中です。

ここでも多くの方に協力いただき、徐々に形になりつつあります。

芦屋と南青山 二つともの店をよりよくするという新たな挑戦にワクワクしながら、みんなで色々な仕組みを考え出し、取り組んでいます。


多店舗化の非効率性を補う仕組みづくりが多いのですが、

それを補ってあまるほどの利点があります。


現在クライアントである企業様には、東京・大阪・神戸で同じ内容の花をご提供できること、打ち合わせや決済を一元化できることは、非常に大きなメリットと感じていただいてるようです。

また芦屋店においては、今までは関西ではあまり目にすることのなかった花材を毎週大田市場で仕入れることで、関西の他店との差別化に成功できると感じています。

芦屋本店を御利用の皆様はぜひ大田で選び抜いたアイロニ花を見に来てください。

そしてそんな大田市場から以外にも、芦屋店には東京には出荷していない生産者さんがつくるとびきりの花も入荷します。


先月から、始まった連載コラム 季節を贈る花 の第2回で紹介してる大好きなイブピアジェも

とびきりの品質のものが芦屋店にだけ入荷します。


今月は、連載コラム 季節を贈る花 も

リュクスクラスも イブピアジェ を取り上げました。





と思っていたら、今月発売の花時間にもイブピアジェの特集記事がありました。 イブピアジェ、モテ期やな。。

この花時間、イングリッシュローズを取り上げた巻頭の特集で、いくつかの作品を活けさせてもらいました。

こんな風に、東京での撮影に呼んでもらいやすくなったのも、東京進出の大きなメリットです。


新たな展開を見せる今後のアイロニーもどうぞお楽しみに。

そして変らぬ御愛顧をよろしくお願いいたします!

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2009年9月 8日

おひるとおやつ

南青山店オープンを控え、環境が変っていくことは防げないことなので

大切にしている軸をよりしっかりとしたものにしようと思って

ヨコヤマとケンと、こんな話をしました。


おひるとおやつ をもっと大事にしよう。


アイロニーは、朝から思いっきり働いて12時になったら

2階で全員集まってテーブルを囲んでお昼ご飯を食べます。

友達の料理店であるあんかけやさんにたのんでお弁当を作ってもらっています。


そしてその後17時半まで働いたら、

おやつを買いに行って、ウーフさんのお茶を入れて

またみんなでテーブルを囲んで休憩します。

で、それが終わったら残りの仕事に取り掛かります。


その間、お店はほったらかしなのですが、モニターが付いていて、お客さんが来たら、田舎の駄菓子屋のようにハーイと奥から出てきます。。

電話がかかってきても、一旦口の中のおやつを急いで飲み込んで、よそ行きの声でありがとうございます、アイロニーです!とでます。。


人によっては、特に気を使う人だと、息を抜けなくてストレスに感じるかもしれません。

あいつとかあいつはそうかなぁ。。


お昼に一人で公園とかに行って食べて来たほうがリフレッシュできるかもしれません。

僕自身も絶対そういうタイプです。


じゃあなんで、そういう風にしてるのかというと、

嫌々ながらも、猫かぶりながらも、会話が出来るからです。


チームって、そんな仲良くしなくてもそれぞれの仕事を完璧にこなして、仕事上で支えあっていれば、それでいいと思っています。

経験上、大学時代のバスケのチームはとてもいいチームだったと思っているけど、チームみんながコートの外で仲良しなわけではなかったし。


じゃあ、なんでやねん!ゆっくり休憩させろや、となるのですが、


これはもう僕のエゴなのでしょうか、


まったく変えるつもりもなく、


南青山店も、そのスペースが必要だとおもったので、隣の部屋も無理して借りました。


理由ははっきりわからないんですけど、

なんというか家族みたいなほうがいいかと思うんです。

花屋っていうのもあると思うのですが、

何でも話せとか、何でも知りたいとか、家族と同じようにお互い信頼して心をひらこうぜって押し付けるつもりはないんですけど、

別々に食べるより、みんなで一緒に食べたほうが間違いなく、いい環境になると思うし、

せっかく一生懸命働くわけだから、自分の家みたいにおもえていつでも遊びに来れる居場所みたいなほうがいいし、


花もいい感じになると思うのです。


僕なら絶対いややなぁと思うのですが、仕事の面では厳しくしっかり吸収することも多いと思いますので、それを天秤に掛けて耐えられそうな人は来てください。


芦屋も南青山も見習いスタッフ募集しています。

求人情報はこちら→http://www.illony.com/shopinfo/2007/02/post_13.html


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2009年9月16日

おもてなしの行動

今朝 いつもお世話になっている宝飾ブランドのイベント装花があったのでケンとふたりで心斎橋へいきました。 

御堂筋を車で南下しながら、助手席からかわいこちゃんウォッチングをしていると、あることに気が付きました。


見覚えのある、制服を着たキレイなおねーさんたちが、なにやら袋をもってゴミ拾いしているではありませんか!

ただただ純粋に感動しました。


それは、かの人気メゾン エルメス御堂筋店の方々 だったのです。


普段は高級ブランド店に出入りするようなことはないので
このような仕事をさせてもらうようになった当初は働く方々にもなにか近寄りがたい雰囲気のようなものを感じていましたが、
話してみると皆さんとても気さくで、さすが接客業のプロだなぁと感じたものでした。


同じ接客業といっても、ブランドというものはやはり、お客様は大きな代価を支払われるわけで、それに見合う価値を求めていると思います。

お店の方々もそれを満たすためのおもてなしを追求されていて、
そんなことまでと思うような心配りをしてらっしゃると思います。

そしてその一つが、我々が活けさせてもらってる花だと思います。


僕が持っていたイメージは、そんなスマートで、そしてガラス越しに見るようなおもてなしの形でした。


今朝見た光景はそんなイメージを覆すような出来事でした。

御堂筋がキレイだとお客様はとても気持ちいいと思います。

御堂筋店がきれいな場所にあるメゾンだと、御利用されているお客様も鼻が高いと思います。


しかし、お客様にとってもっと素晴らしいのは、それを行動に移されている方々がおもてなしをしてくれる店の顧客であるということ。

これこそが、本当に価値のあることだなぁと感じた朝でした。


そして、この時世に店内装花のコストダウンを一切行っていない、このメゾンの装花を担当させてもらっていることに身の引き締まる想いをしました。

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2009年9月22日

アイロニーのフラワースクール

毎朝毎夕季節の移ろいを感じられるようになってきました。

暑さが和らいで、いろいろなことが動きはじめます。

芦屋本店では契約ブランドのイベント装花のご依頼、新規の定期装花のご相談や、ウェディング装花のご依頼なども頂き、ようやくあわただしく、我が家らしくなってきました。

南青山店のほうも順調で、10月初旬には予定通りOPENできると思います。


さてさて、涼しくなり出かけやすい季節になってくると、一番多く頂くのはレッスンのお問い合わせです。

アイロニーのフラワースクールの専用のHP ラ フィリエ もあるのですが、

まだまだ情報不足といった感じです。これからもっとわかりやすく改良していきたいと思います。

これから始めたいのだけど、どのコースがいいのかよくわからないというお客様が多いので、簡単に解説したいと思います。


これからちょっと初めてみようかな。

という方にはレギュラークラスをお薦めします。
ご自宅に飾るお花として、旬の花材の紹介や
ちょっとしたアイデアを取り入れたクラスです。





月に10枠程開催されていて、いつでも一回からでもお気軽に参加していただけます。

芦屋本店店長の平野が担当しています。

南青山店でも 横山担当で 月2枠程 予定しています。


レギュラークラスではちょっと物足りないという方には

リュクスクラスをお薦めします。
ワンランク上の とびきりの旬の花材を使って、最新のアイロニースタイルで活けるアレンジメントを学んでいただけます。
デザインやアイデア重視で難易度は、それほど高くないので初めての方でもお気軽に受けていただけます。




こちらアイロニーメンズが担当で

デザインは谷口が担当し、

講師は
芦屋本店では 谷口 と 田中が10月から
南青山店では 谷口 と 横山が担当させていただきます。


そして、もっと技術を身につけたい

という方には パリクラスがお薦めです。




花材の量も一番多く、ブーケ中心のレッスンとなりますので
ブーケが苦手という方や、たくさんの花を使って豪華なブーケが作りたいという方にはぴったりのクラスです。

パリ帰りのデザイナー 田中が パリを意識してデザインしたものを

芦屋本店では 田中が
南青山店では 横山が講師を務めます。


そして、上記の3つのクラスが、単発の受講が可能なのに対し、
1年間のカリキュラムで 幅広く知識や技術を学んでいただこうという
コースレッスンが 

アイロニーディプロマ取得コース ラ フィリエ です。

色々な場面における、装花パターン。デッサンやカメラ、色あわせについてなど、花の仕事をされている方や、これから花の仕事をしたいという方にお薦めのコースです。

こちらは、

芦屋本店にて現在 木曜昼・木曜夜・土曜昼の3クラス

南青山店では 土曜昼の1クラス

が開催されており、

いつからでも始めていただけ1年後全てのカリキュラム終了後試験を受けていただきます。

10月より 南青山店での 木曜夜クラスを開講予定しております。

こちらも担当は 谷口 田中 (南青山店木曜夜クラスのみ谷口 横山)

となります。


うーーん、まだわかりにくいですね。。。

百聞は一見にしかず、ご予約お待ちしております。


さらに詳しい情報や 今月のデザイン予告 講師の写真は

ラフィリエ HPへ →http://www.la-filiere.net/



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2009年9月28日

近況 と 季節を贈る花 003 黒蝶

南青山店のオープンが 10月11日に決定しました!

さすが東京、既に雑誌の取材も入りいいスタートが切れそうです。

さてさて、先日は南青山店での谷口初レッスンでした。

ラフィリエ東京土曜クラスの”ハイブランドのパーティデコ”の回でした。

イブピアジェをふんだんに使ったデザインで、水中花や熱帯魚をつかったパーティ用コンポジションを作りました。これは某VIP顧客様への披露宴装花デザインのバリエーションです。



真っ白な店内でなかなかいい写真もとれそうです。




今月15日からは ラフィリエ東京の木曜夜コースもスタートします。

土曜昼コース木曜夜コースとも随時受講開始できますのでお申込お待ちしております。

詳しくは ラフィリエHP

レッスンやショップなどの定期装花、イベントディスプレイやギフトフラワー

東京のお客様にも喜んでもらえるようにがんばります。

オープン日にはレセプションやパーティなどはありませんが、11日からの3日間は来店の方にもれなく記念品をご用意しておりますので、ぜひいらしてください。

さてさて、そんなこんなで慌しい毎日なのですが、連載を頂いてる

季節を贈る花 の第3回がアップされました。




今回は ダリア 黒蝶です。

毎回、自分の好きな花を選べるので、次回は何にしようかと今から楽しみです。

写真も南青山の店内でもっと手の込んだものを撮って行きたいなぁと思います。

お楽しみに!

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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

>>詳しいプロフィールはこちら

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