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探訪2。

とある初秋の昼下がり、心既にここにあらず。
 
芦屋から電車に飛び乗って新幹線に乗り継いで数時間後…
 
レンタルしたマウンテンバイクを砂浜に突き刺し、荷物を投げ出して、
 
テイクアウトしたクアアイナのハンバーガーを片手に、
 
腰を下ろして浜風を受けながら眺める、夕日に照らされた波打ち際。
 
目の前には、のんびりと犬と散歩している、海と共に暮らす地元の人たち…
 
やはり鎌倉の海はサイコーだな…
 
 

 
 
 
ちょっとスタッフにワガママを聞いてもらってのひとり旅。
 
この時期の鎌倉はまだ夏の名残りがあって、夏と秋の二つの季節を感じられた。
 
 
 
夕日を背にR134を走って、夏の終わりの葉山マリーナ。
 
夕暮れともなれば、ちょっと切なさも入り混じって、なんとも味わい深い。
 
黄金色のキラキラした海に、江ノ島が浮かぶ…
 
 
 
ひとつ気がかりだった、鶴岡八幡宮の倒れかかったキササゲの木。
 
昨年は毎年咲いていた花も咲かず、もう枯れていくと思われたこの木だが、
 
今回訪れてみると、根元のほうから新芽がしっかり出てきていた。スゴイ。
 
この仕事をしているとよく思うことだけれど、つくづく植物の生命力には舌を巻く。
 
 
木のネコも健在。。
 

 
蓮の池。
 
ちょうど花も終わりかけで、無数の蓮台が潜望鏡のように覗いていた。
 

 
 
日も暮れかかった夜。
 
鎌倉小道の裏通りにひっそり佇む、焼き鳥「ひら乃」へ。
 
実は以前訪れたことがあって、なんとなくずっと心に引っ掛かっていた店である。
 
この店は、無愛想で黙々と焼き鳥を焼く、金髪でピアスだらけのオダギリジョー風の兄ちゃんと、
 
後ろで絶妙のサポートをしているその母親らしきおかみさんでやっているという、
 
摩訶不思議な店である。
 
味はもちろんだが、兄ちゃんのいちいちプロっぽい仕草が楽しめる。
 
食材にラップをかけていく動作でさえも、いちいち完成度は高かった。
 
 
 
 
店を出ると涼しくて、秋の風の匂いがした。
 
少し歩いて細い路地を曲がり、行く先はあのミルクホール

 
静かに流れるジャズ,上品なお酒と食器,レトロな家具やランプ…
 
まるで、昔にタイムスリップしたかのような心地よい空間に包まれて、
 
鎌倉の夜はゆっくりと静かに更けていった…
 

 
翌朝、少し早起きをして江ノ電に乗る。
 
途中で車窓一面が空と海になる瞬間があって、とてもスバラシイ。
 
 
 
 
七里ヶ浜で降りて砂浜を歩いていくと、トンビと米軍のヘリの影が海面を走っていく。
 
解体されていく海の家、浮遊するクラゲたち、人の少ない海…
 
ちょっとばかしのサーファー達を除いては、もう夏はほとんど終わってしまっていたが、
 
僕はひとり、夏はまだ終わってないぜと、プライベートビーチ状態の浜辺で、
 
服のまま海に飛び込んでやった。
 
 
 
ひとり波に身を任せ、プカプカと浮かびながら眺める江ノ島…
 
これまたサイコー…
 
しっかりクラゲにも刺されてやった。なるほど、みんな海に入らないはずだ。
 
夏はもう終わりなんだな…
 
 
 
今回の鎌倉探訪。
 
僕がこの町に惹かれるのは、きっと古くから素晴らしい環境や財産があって、
 
それを大切に守ってきたこの町の人々の歴史や感じられるからのような気がする。
 
そしてまた、スキあらばここに戻ってこよう。
 
 
 
今日で9月も終わり、芦屋の街もいよいよ秋本番!
 
今年もあと3か月だ。
 
年末までの忙しい日々の始まりです。
 
 
 
 
 
 
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2008年09月30日 12:16に投稿されたエントリーのページです。

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