blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2008年2月 9日

花との距離

前に雪が降った日もこの人といろいろな話をした日だった。

今日はすこし外を歩くと頭が真っ白になってしまうような日だった。

そんな雪の日にまた、この人が店にやってきた。


よくしてもらったお客様に娘が結婚するのでどうしてもウェディングブーケをといってもらったので

一時帰国のあいだにその仕事を引き受けたのだという。


その彼がこんな花を仕入れておいてくださいというので、アイロニーではなく6コンテンツはこんな花だろうなと

考えながら花を手に取った。


店の奥でこの人に束ねられることをいまかいまかと待っていた花が今、晴れの日を彩る花に姿をかえていく。



店の2階まで楽しそうな笑い声が響いている。

アイロニーに来て今日でちょうど1ヶ月だと話してくれた元6コンテンツのマコちゃんと

アイロニーウェディング部長のカタヲカがいつもと少し違う遣り方を手伝っている。


仕事に取り掛かる前、みんなで食事にいった。

みんなフランスでの仕事を興味津々いろいろと質問していた。



いろいろな質問に答え終わった後、こんなことを言った。


花に対する感じ方が変わったんです。

今まで花を大事に大事に想ってきたけど、パリで働いてみてそうじゃなくなった。

あまりにも近くにいる存在になったんです。

おまえってそんな奴だったのかと思ったと。



崇めるような存在だったのが今はすごく傍に感じることができるようになったのだろう。


花が好きだからと花屋になって日常に埋没してその気持ちが薄れていく人も少なくない。


そんななかでこの人はどれだけ花がすきなんだろうと嬉しく思う。


前に大きな結婚式のヘルプに来てもらったとき、この人に束ねられる花が安心しているように見えたのも錯覚じゃなかったと思えます。





この春からアイロニーHPで

パリのバティストという名店で働きはじめたタナカケンスケ氏に毎月2回

ブログを届けてもらうことになりました。


花の仕事が好きで好きでたまらないタナカ氏の目を通して見る、フランス、パリ、そしてその花を、みなさんにもお伝えできたらと思っています。


乞うご期待!







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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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