blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2009年7月16日

世界で一番素敵な仕事




最近某所であたらしくブログを書くことになり

アイロニーを知らない人にこれからアイロニーを知ってもらおうという視点で考える機会が増えました。

自分自身初心に帰れていい感じです。


今日はそこから抜粋です。

************************************



その昔、この仕事に興味をもったきっかけになった映画がありました。


クリスチャン・スレーターが演じるその主人公は

花屋は世界で一番素敵な仕事だ と言いました。


それから12年たった今でも、心の底からそう思います。


先日 見習いスタッフを希望する女性を面接したときに

彼女が最後にこんな質問をしました。


この仕事をやっててよかったと思うときはどんなときですか?


僕らは、毎日一歩一歩成長していこうと

どんな仕事がしたいか?と聞かれたら

大規模なブランドのパーティ会場の装花をしたい、

ホテルの壮大なデコレーションをしたい、

そんな風に僕らのクリエイティビティを生かせる仕事をしたいと思います。


でも、その先を想像すると、


見たことのないような空間演出ができたと思える自分たちの満足感よりも、


そこに訪れた人が笑顔になること。

招いた人の気持ちが伝わること。


そっちのほうがはるかに自分たちの満足感は高い。


でもそれよりももっともっと気持ちいい至福の時と呼べる瞬間がこの仕事にはある。


今まで、仕事をしていて泣いてしまったことが何度かある。

いつも、なにも予想していなかった配達の車の中でした。


プレゼントである花を届けたとき、お届け先の方が花を受け取った顔を見たとき

依頼主の気持ちが伝わったと深く深く感じることがある。


贈る人 贈られる人 

その人たちをよく知っているわけではないけれど

そのふたつの心の深い深いところに触れたような気持ちになって

気分が昂ぶってしまう。


配達を終え、車に戻ると涙があふれていた。


比較的ドライな自分にもこんなことってあるんだなぁとわれながら驚きますが、

少し落ち着くと 花屋ってすげぇ!とみょーにハイテンションになります。


今は自分で配達して直接手渡すことが少なくなったけれど、

花を手に取るときは、いつでもそのときの気持ちをよみがえらせることができます。

簡単に。


それくらい、素晴らしい瞬間なのです。



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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

>>詳しいプロフィールはこちら

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