blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2010年12月15日

恋人と桜坂と蛍


現在24位、TVでお見かけするfour seasons flower の山根さんがイベントの様子を書いてくださっていました!ありがとうございます!!



IMG_9216-b.jpg

一日の非常に長い時間向かい合っていたPCが美しくなったからか、

自分の働くスタイルももう少しデザインしたい気になって、

今まで生まれてきたものだけ見ていたものを生み出す過程にも目を向けるようになった。

身の回りにあるものを機能的に整理したり、仕事中の動作に無駄がないかを見直したり、社会での立ち振る舞い、チームが目標に到達するビジョンまで、いままでも考えてきたつもりだったが、まだまだ美しくないところがたくさんある。


ただ、今日撮影中にお気に入りのフリル咲きのパンジーを束ねながら気づいたのだけれど、花をデザインするという行為には、最近のこの意識改革がまったく影響してこない。

夢中になってしまって忘れてしまうのか、それともこの部分だけはそれらを超えたところまできているからなのか。

この仕事を始めて少しした頃からずっと思っていたのだが、いろいろ美しいものをみたり、すばらしいフローリストの作品を見て感動しても、自分が美しいと思うものはずっと自分の中にあるということだけは確信があった。

オープンして2年目ペーペーの私に広島に来てデモをしてほしいといってくれた広島のあるフローリストと数年後話したときに、その自分自身の中に自分の花があるという感覚を見抜いていて、なんて見る目のある人なんだ!と自画自賛を含めて感動したものだ。。


ミュージックシーンでいうと福山雅治がそうだと思う。

彼の音楽は僕は好きだったけど、いわゆる音楽通や音楽をファッションと感じる人からすると稚拙に感じられてきたのではないだろうか。

しかしながら、桜坂のころから自分の中のものが形になるようになったと感じた。

この人がこうなったのは、音楽という要素以外の部分の魅力で、自分自身の音楽を長く続けて来れたからではないかと思う。


私もビジネスやチームリーディングをがんばって、自分自身の中にある花を作り続けさせてもらっていつかは


このブーケは俺の桜坂やな。。


というときがくると信じてやまない。


今日のはまだ恋人くらい。


ほんで意味はないけど吉高由里子がかわいいので貼付けときます。

 
 



現在24位、TVでお見かけするfour seasons flower の山根さんがイベントの様子を書いてくださっていました!ありがとうございます!!

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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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