blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2011年5月14日

ぼく600さい




パリで活躍する3位の由美さんがまた美女図鑑をアップしてくれています。




 

今日は3週間ぶりのオフ。

まずは 朝から息子大樹(たいじゅ)を保育園に送って行く。

ママ友100人できるかなが密かなスローガンだ。

前回は泣いてたのに、ばいばいーと言って保育園に走っていった。


その間に、嫁さんと久しぶりに二人なので映画でも行こうということになって

西宮ガーデンズへ(六アイのmovixが閉館していてびっくりした)

時間の都合でたまたま観た映画 阪急電車 は思いのほかつぼで

なんでもないところで何回か泣いた。



終わったらすぐに大樹を迎えに。


午後はなにも決めてなかったんだけど、

急に和歌山の田舎にある実家に行きたくなって車をはしらせた。



もちろん両親や兄一家(甥と姪が4人いてめっちゃかわいい)に会うのが一番の目的なんやけど


時々会いに行きたくなるやつがいる

それは大樹の名前の由来になった

小学校の裏にいる楠。


通っていた小学校のすぐとなりに校舎よりでかい楠がそびえている。





まぁ、そんなでかいのが近くにあるので小学校の教室の窓からの景色は

大半がこの楠というナイスな学校だった。


新緑の季節、窓一面が楠の葉っぱがキラキラして風に揺れて

昔はあたりまえでなにも思わなかったけど、その風景がときどきよみがえると

なんて贅沢なんだろうと思う。



この楠は 十五社の森 という一本の木なのに森という名前がついている
すごいやつだ。

樹齢は600年。近畿で一番の巨木だ。



有名なお寺や神社、歴史的建造物に行ったときにその歴史に思いを馳せるときがあるけど、


こいつは生きているので、その歴史のなかで何を見て来たのか

どんなことを考えていたのかと

そして、これからもずっとここに生きて、何を見て何を感じるのだろうと


不思議な気持ちになる。


ここにくると、いろいろな事が感じられて

こいつがいてよかったと思う。



小学校からのつきあいじゃなくても、そんな木があると

人生はまた少し楽しくなるかもしれません。


今年は国際森林年だそうです。

my favorite tree ありますか?

















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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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