blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2011年9月28日

いいものが生まれるとき



また俺の話で申し訳ないのですが。

もう基本的にはこのブログも俺好きのみなさまと俺好きの俺が楽しく俺について語り合うような場所であってもいいのではないかと思う俺です。


まぁ大体日々おんなじものを着て、おんなじものを食べつつ

俺についての些細な変化に敏感にキャッチして、


あー、俺ってこういうとこあるよね♪とか

あっ、意外と俺ってこうなんや!


なんてことを発見しながら楽しく過ごしているわけなのですが。


昨日はまたひとついいことに気づいたので、

俺好きのみんなと共有したいと思っています。


昨日とあるバースデープレゼントのボックスフラワーのご依頼を頂いておりまして、贈り主も贈られる人も知ってる人だったので

仕入れの段階から、どんな花にしようかなぁといろいろと思いを巡らせていました。


実は、以前その人がうちに花を依頼してくれたときに、特別なお祝いになるようにいろいろと工夫をして、サプライズな演出なども考えたりしているのをみていたので


今回の花も、なんか特別感を出したいなぁと思っていたのです。


仕入れの段階では、依頼主からこういう花が好きと聞いていた花のなかでもとびきりの花を仕入れることに成功していたのですが

なんかもう一工夫欲しいなぁと。


で、いざ作成するときになって、

(大体作成するときは、知らない人でも受注票の文字情報からこんな人だろうなとか色々妄想はします。)

その人の名前が木にちなんでいるという話をおもいだして、

あー、と思ったらあるじゃないですか店にディスプレイしてるいい感じの白樺の木が。

で、のこぎりを出して来てボックスのサイズに切って、

初めてボックスフラワーに木を切って入れてみたのですが


これがなかなか綺麗。


普通に普段からどんどん使いたいくらい綺麗。

ボックスに木を切って寝かすのありやなぁ。





とちょっと幅が広がったのです。


で、そのときに気づいたのですが


なんか、いいデザインないかなーと考えたり、

どんなことしたら儲かるかなぁーと考えたりしても


大体いいことは思い浮かばないんだけども、


どんなふうにしたら喜ぶかなーと考えたり

こんなことしたら喜ぶんじゃないだろうか


っていうときの脳はなんかの影響で多分冴えるのです。


あの、ほら、シュポシュポ。

15.jpg
これね。

あれだって、ドクター中松がお母さんが苦労してるのを見て

発明したという逸話があるじゃないですか。

あのときは多分、ドクター中松はもうおかんにほめられてる絵が先に脳に出てきていて、脳からなんか出て来てその結果

シュポシュポが生まれたと思うんですよね。



というわけで、なにが言いたいかというとですね。

この脳からなんか出てくる、これを出すことが大事なんですよね。



メゾンの定期装花のデザイン考えるときでも、

作業場の棚作るときでも、なんでも


見る人が、うわー嬉しいわー、タニグチさん素敵ー。えー、そうだろー。となってるところ想像して、一旦脳からなんか出しといてから考える習慣をつけるようにしていくといいんじゃないかと。


もっというと、女優がいつでも涙をながせます私。みたいな感じで


俺、脳からなんかだすの自由自在。みたいに訓練するとなれるんじゃないかと思うのです。


もしかしたら、今世の中に名を残してる偉人達はその分泌量がハンパなかったのかもしれないですよね。

アインシュタインとかはもう耳からそのなんかが垂れてたかもしれない。



まぁ。。そんなことを考えながらも。

モデルの綺麗なおねーさんたちからその友達の綺麗なおねーさんへの贈り物だったから、はりきっただけかなー俺。とうすうす気づいてるんですけどね。



まぁ、いいじゃないですか。




クリックありがとうございます!!


 

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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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