1000億の花屋を目指して、
まず初めに声をかけたのは、
かつての相棒であった横山。
横山とは日本にいる間に、何度か会食を重ねていました。
そして、返事をもらいました。
アイロニーへの復帰を決断してくれました。
まずは、一人でも自分の描いたビジョンの実現を信じてくれる人がいてくれることが、
どれほど嬉しかったか。
横山は、アイロニーがカルティエなどのブランドの仕事を任され始めた頃に参画してくれ、
規模が少しずつ大きくなり、法人化、
そして東京進出の際には、
単身東京に引っ越して立ち上げを任せていて、
フローリストとしてもすべてのことをやってくれていたので、
フローリストとしての資質や能力もあることはわかっています。
スタートアップのベンチャーみたいなものなので、
兼務しまくるのはあたりまえだと思っているのですが、
今回は、メインは経営の右腕として、
アイロニーの価値を上げていくことを、一緒にやっていってもらう。
今期 年商3億・経常利益3000万、
3年後 年商10億・経常利益1億、
10年後 年商100億・経常利益10億。
これらを、ひとつずつ達成していく。
谷口の経営側の仕事を任せていくことで、
谷口はもっと創作の仕事へと集中していく。
アイロニーの花の魅力、価値をもっと深く楽しんでもらうための、
動画という新たなフィールド。
そして、アイロニーの花を最大限に生かしてくれるフラワーベース。
コンテンツ事業とプロダクト事業を充実させていくことが、年商10億までの戦略です。
そこまで、しっかりとあらゆる基盤を整える。
その基盤づくりが、いままでもずっと難しかったことです。
美しさ。哲学。文化。
いい花屋というのはたくさんあるが、
ブランドと呼べるところは、そうない。
ましてや、世界ブランドともなると皆無に等しい。
それを成し遂げるためには、当たり前のことをやっていてもダメだ。
谷口がアーティストとして美しさを生み出していき、それをチームとして表現していくこと。
そこには哲学があり、思想があり、文化があること。
それは、ともすれば宗教のように見えるかもしれません。
しかし、批判を恐れずに言うなら、
宗教もある種マーケティングの側面を持っています。
そして、花の価値や職人の仕事の価値を最大化するためには、
発明やビジネスモデルではなく、"求道"や"信仰"というような側面が必要だと思っています。
では、それをどう進めていくのか。
Episode 7 につづく。
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